太子町の季節と行事を総まとめ!イベントや見どころをご紹介

大阪府太子町の季節の移り変わりや、季節ごとの行事をご紹介します。太子町は大阪市内から40分程度でありながら、四季折々の自然と文化が楽しめます。ぜひ、日帰り旅行やお出かけの参考にしてください。

太子町の季節「春」

太子町の季節「春」

春(4月~6月)には多くの人々が太子町を訪れます。名所めぐりやトレッキングなどに最適なシーズンです。そして、4月初旬には太子町の各地で桜が見頃を迎えます。太子町の桜の見どころは、ちょうど観光にも適した場所ばかりです。

また、太子町の観光の中心である叡福寺では、4月中旬に大乗会式と呼ばれる年中行事が開催されます。町民からは「会式(えしき)」と呼ばれる伝統あるお祭りです。

5月には梅雨を前に、森の日に合わせてダイヤモンドトレールの散策はいかがでしょうか。整備された山道は歩きやすく、緑に包まれてリフレッシュできます。道の駅では、太子町散策の定番の「ふたかみ山弁当」を販売中です。

春の自然を感じる

春には町のあちこちでヤマブキという黄色い小さな花が咲き始めます。また、民家の軒先では4月下旬ごろから藤の花を咲かせた藤棚を見ることもできます。そして、梅雨を迎えると色とりどりの紫陽花(あじさい)が町内を彩ります。太子町の季節の移り変わりを感じられるでしょう。

太子町の季節「夏」

太子町の季節「夏」

太子町の夏(7月~9月)は、だんじりの季節です。梅雨が明け、夏が本番を迎える7月第四週目に、太子町のだんじりと夏祭りが行われます。宵宮から本宮まで町のあちこちで地区ごとの特徴あるだんじりを見ることができます。

また、8月のお盆には、関西の夏の風物詩とも言える地蔵盆があります。太子町の地蔵盆も毎年、開催されています。お昼は暑さが厳しいので、夜の街歩きが良いでしょう。

夏はブドウの季節

そして、太子町と言えば大阪有数のブドウの産地です。太子町のブドウは8月にシーズンを迎えます。ほとんどは大阪市内の高級スーパーに出荷されます。しかし、太子町の道の駅やブドウ特売所で買う方がお得で、ブドウを買い求める家族連れの姿も多く見られます。

太子町の季節「秋」

太子町の季節「秋」

太子町の秋(10月~12月)は、絶好の行楽シーズンです。万葉集にも詠まれた二上山の登山やトレッキングをはじめ、10月初旬からは太子みかん園ではミカン狩りが始まります。

歴史のまち・太子町には、梅鉢御陵と呼ばれている、推古天皇陵用明天皇陵孝徳天皇陵敏達天皇陵、そして、聖徳太子の墓があります。また、遣隋使として派遣された小野妹子の墓もあります。それぞれ町内各地に点在しているので、街歩きに最適です。太子町の道しるべを辿ってみるのも良いかもしれません。

秋の竹内街道は灯路祭り

また、10月末ごろには竹内街道で灯路祭りが開催されます。竹内街道は日本最古の官道(今で言う国道)で、きっと聖徳太子も歩いた道です。この街道に沿って並べられる灯篭は幻想的な美しさで、秋の訪れを感じます。

太子町の季節「冬」

太子町の季節「冬」

太子町の冬(1月~3月)は、地域の文化を感じる季節です。大晦日と新年は太子町の2つの神社で年越しと初詣が行われます。除夜の鐘と共に年が明けると、年明け早々から町の人たちが集まります。

1月には消防団による出初式や、春日神社のとんど南林寺では初不動護摩など、地域ならではの行事が行われています。

また、新年の気持ちを新たに妙心寺の座禅体験もいかがでしょうか。蘇我馬子創建という歴史ある寺院での座禅は、心を落ち着かせてくれます。通年開催ですが、冬の座禅はおすすめです。

太子町の自然では、美しいハクレキセイが見られます。

太子町の季節まとめ

太子町の季節の移り変わりには、それぞれの季節ごとの行事や果物、自然などが感じられます。

二上山の登山やトレッキングは、気候の良い春や秋が良いでしょう。また、夏はブドウ、秋はミカンが最盛期を迎え、ぶどうの特売所やミカン園などが賑わいます。

また、古の歴史をたどる街歩きも、太子町観光の定番です。季節ごとの行事に合わせて観光名所を訪れたり、桜や紫陽花などのシーズンに合わせるのも良いです。

是非、皆さんも太子町を訪れ、太子町の季節を感じてみてください。株式会社京谷商会がお届けしました。