春日消防分団による新春の出初式

太子町の春日消防分団は令和4年1月8日、出初式(でぞめしき)を行いました。春日消防分団による出初式は毎年、年明けの6日前後に行われており、今年は8日の開催でした。春日新池で行われた一斉放水には、近隣の子供たちや家族などの見物客も訪れ、消防車から勢いよく放水される様子に声を上げていました。

出初式とは江戸時代の火消しから続く新年の行事で、防火や防災意識の啓発を目的とされています。毎年1月初旬に行われるため「出初」や「初出」は新春の季語にもなっています。

朝7時から春日消防分団署での受付が始まり、7時半から太子町春日地区の春日新池へ向けて分団の消防車両が次々に出発していきました。8時ごろには春日新池に春日消防分団の各種消防車両が集結。地元の家族連れが見学に訪れ、消防団員と記念撮影をしたり、6台の消防車両による盛大な一斉放水に歓声を上げていました。