たべたいし 第9回 京谷商会が作ったお米で塩むすび

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本日たべたいしでご紹介するのは、京谷商会が栽培・収穫をした無農薬のお米を使った塩むすびです。

大阪府太子町にある耕作放棄地をお借りして野菜やお米を栽培している京谷商会ですが、昨年の10月30日に学生団体「カノール」にもお手伝い頂き、無農薬のお米を収穫することができました。

今週の京谷農園10月30日~11月5日

農薬を一切使用せず栽培された京谷商会のお米は「ヒノヒカリ」という品種です。小粒で冷えても美味しいという特徴があるのでおにぎりにピッタリですね。

京谷商会で作ったお米の豆知識

太子町に本社がある京谷商会は、太子町内の耕作放棄地をお借りして野菜やお米の栽培しています。

京谷商会の畑では、籾殻や鶏糞に加えて米ぬかを混ぜた土壌で作物を栽培しているのが特徴です。

2022年の6月18日と19日の2日間に渡り、立命館の学生団体「カノール」と一緒に用水路の20年ぶりの開通、そしてみんなで田植え作業をしました。その後順調に稲が育ち、秋には無事にお米の収穫作業を終えたのです。

葉室農地で稲刈りを終えた京谷商会のお米は、水分を飛ばすために2週間以上天日干しをおこないます。その後、精米作業を経て立派なお米が誕生しました。

京谷商会で作ったお米の品種は「ヒノヒカリ」

ヒノヒカリとはお米が太陽のように光輝くという意味から名付けられた通り、光沢が美しい品種です。

1989年、宮崎県で誕生したこのお米は、小ぶりの粒や深い甘みがあることが特徴で全国でも知名度が高くスーパーなどでもよく販売されています。

太子町の米農家は、「ヒノヒカリ」を栽培されているところが多いようです。地元である道の駅 近つ飛鳥の里・太子にはこちらの品種が数多く並んでいますよ。

道の駅 「近つ飛鳥の里・太子」

今回は、精米したての京谷商会のお米を使って塩むすびを作ってみました。

京谷商会のお米を使った塩むすび

①精米機を通しても微量の籾殻がでる場合、水につけて浮かせてから取り除きましょう。

②お米を炊く前にしっかりと水につけましょう。夏場は30分、冬場は2時間程度が目安です。この工程をおこなうだけで、炊きあがりがまったく違いますよ。

精米したてのお米は水分を吸収しやすく粘りが出やすいので、やや水を少なめにしてから炊飯ボタンを押しましょう。

炊飯が完了しても15分〜20分は炊飯器を開けないでください。お米を蒸らすことで、炊きあがりの甘みやツヤが出ます。

④手に水と塩をつけて熱々のお米を握ると完成です。

京谷商会が作ったお米の塩むすびが完成

京谷商会のお米を使った塩むすびが完成しました。

ふっくらツヤツヤでおにぎりの具が必要ないくらい甘みがあります。

この写真は少し冷めたものを撮影しましたが、お米の表面がツルツルしているのがお分かりいただけるのではないでしょうか。

自分達で作ったお米を収穫し、精米して新鮮で一番美味しいタイミングで食べられることは、とても素敵な経験ですね。

精米したてのお米が手に入ったら、ご飯と塩だけといったシンプルな塩むすびでお米の甘みを感じてみてください。

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