今週の京谷農園10月30日~11月5日

太子タウンでは週に1回、京谷農園の活動を報告する「今週の京谷農園」をお届けします。

今週の活動と来週の活動予定を報告します。

今週の作業

葉室農地で栽培されていたお米は無事10月30日に稲刈りが行われました。

ウンカや台風の影響を受けずに穂を実らせた約10aの田んぼは2週間前から落水という稲刈り直前に水を抜く作業を行っていました。

秋も深まってきて朝露が降りはじめてきている季節だったため、カラカラにはなりませんでしたが、人が入って作業をするには不便を感じない程度には乾いていました。

そして当日は見事な秋晴れの中、学生団体「カノール」に来ていただいてみなで一斉に鎌を使って稲刈り開始です。

農薬を一切使わずに栽培したため雑草と共存している稲を鎌を使って刈っていくのは、かなり大変でしたが楽しく作業できました。

刈った稲は10本ずつくらいでひと束にし、お手製の稲架(はさ)に穂が下になるように干していきます。

刈ってすぐの籾はまだ水分が多く、このまま脱穀してしまうとお米が変質してしまうため2週間以上干して水分を飛ばします。

ようやく稲刈りまでたどり着いたカノールとの共同作業で行う水稲栽培もいよいよ最終局面です。

自分たちでつくったお米を食べるまであともう少しです

来週の作業

・刈稲稲架干し

京谷農園とは

京谷農園は大阪府太子町で、にんじんをはじめとした野菜を栽培しています。

耕作放棄地と呼ばれる1年以上作物の栽培が行われず、今後も栽培の予定のない土地をお借りし、野菜の栽培をスタートしました。

雑草はもちろん笹や木も生えている土地を開墾しアスパラガス・きゅうり・にんじん・小松菜などを栽培しています。

栽培した野菜は「道の駅 近つ飛鳥の里・太子」「産直市場よってって 羽曳野店」「業務スーパー羽曳野店」「旬鮮広場 富田林直売店」といった直売所や、ポケマルメルカリといったECサイト、太子町春日181-1の前に棚を設置し無人直売所として収穫した野菜を置いています。