第80回たべたいしは、「ナスとベーコンとチーズの包み焼き」です。
さて、先週は太子町産の野菜で作る「夏野菜の揚げ浸しで作る素麺」をご紹介しました。
今週は、夏野菜「ナス」を使用したレシピです。
レシピに使用したナスは、太子町にある道の駅 近つ飛鳥の里・太子にて購入したものです。
価格は3本入り税込み198円でした。
茄子の豆知識
今週は、「茄子に関する言い伝え」についてのお話です。
実は、日本には「秋茄子は嫁に食わすな」という言い伝えがあります。
これは、茄子が美味しいために、嫁には食べさせたくないという姑の意地悪な気持ちも含まれていると言われます。
美味しいものを自分たちで楽しみたいという、少し意地悪なニュアンスが含まれているのです。
一方、「秋茄子は嫁に食わすな」には、茄子が身体を冷やす性質を持つため、秋茄子を食べると体調を崩しやすいという理由もあります。
茄子が子どもを産む力を冷やしてしまうという古い考え方も含まれています。
茄子が体を冷やす性質があるため、妊娠を望む嫁には良くないとされていました。
このような考えから、茄子を控えるように言われていたのです。
現代では、これらの言い伝えはほとんど迷信として捉えられています。
茄子は栄養価が高く、適量を摂取すれば健康に良い野菜です。
しかし、この言い伝えを知ることで、日本の昔の生活習慣や文化、そして家族の関係性について楽しく学べますよね♬
ナスとベーコンとチーズの包み焼きレシピ
材料(2人前)
・ナス 1本
・ベーコン 1パック
・スライスチーズ 3枚
・ライスペーパー 5枚
・パセリ
①まず、ナスを薄くスライスします。600wで3分電子レンジで加熱しましょう。
②次に、スライスチーズとベーコンも茄子と同じくらいのサイズにカットします。
③濡らしたライスペーパーに茄子、チーズ、ベーコンの順に乗せます。2段重ねにしましょう。
④最後に、オリーブオイルを敷いたフライパンに包んだものを乗せ焼き上げたら完成です。パセリを振りましょう。
ナスとベーコンとチーズの包み焼きの完成です
さて、ナスとベーコンとチーズの包み焼きの完成です。
まず一口食べてみると、 茄子の柔らかくてジューシーな食感が口いっぱいに広がりました。
ナスの甘みとベーコンの塩気が絶妙にマッチしていて、噛むたびにベーコンの旨味がじわっと溢れてきます。
また、溶け出したチーズがカリカリで、中は濃厚でクリーミーな味わいが楽しめました。
ライスペーパーは、焼くことでパリッとした食感になり、ナスとベーコン、チーズの柔らかさとのコントラストが非常に楽しいです。
一口ごとに異なる食感が楽しめるので、最後まで飽きずに食べられました。
それでは、今週も「まごはやさしい」に当てはめてみてみましょう。
というのも、7つの食材は、今話題の「健康寿命を伸ばす鍵」として注目されています。
①「ま」は、豆
②「ご」は、ごま
③「(は)わ」は、わかめ
④「や」は、野菜
⑤「し」は、しいたけ(きのこ)
⑥「い」は、いも
このレシピには、野菜が含まれていますね!
おつまみにもピッタリなので、ぜひ一度試してみてくださいね♪