第72回たべたいしは、しいたけを使った「チキンの南蛮漬け」のご紹介です。
さて、先週は太子町産のじゃがいもを使用した「白身魚のポテト焼き」をご紹介しました。
今週は「しいたけ」を使用したレシピです。
使用したじゃがいもは、道の駅「しらとりの郷・羽曳野」にて購入したものです。
生産者はロマンティック農園さん、価格は税込み200円でした。
しいたけの豆知識
本日の豆知識では、しいたけにある「ひだ」に迫ります。
ヒダは、きのこの傘の裏側にある膜状のものです。
実は、これは子孫を残すための胞子を出す重要な器官なんですよ。
このヒダは下向きに配置されており、胞子を地面に落としやすくするための工夫が施されています。
また、ヒダはたくさんの胞子を効率的に保持できるように、広げた時には表面積が大きくなる設計になっています。
しいたけのヒダには胞子嚢があり、これが胞子を保持しています。
ヒダが多いほど、より多くの胞子を保持できるため、繁殖の効率が向上します。
この仕組みにより、しいたけは自身の種をより広い範囲に散布することができ、種の生存確率を高めています。
また、しいたけを収穫する際にはヒダの膜が切れたら収穫のサインとされており、これがしいたけの成熟を示しているんですよ。
つまり、ひだは子孫を残すために重要な役割があること。
そして、生産者は収穫の際にひだを参考にしているというわけなんですね♪
チキンの南蛮漬けのレシピ
材料(2人前)
・鶏むね肉 1枚
・しいたけ 6個
・にんにく 2かけ
・人参 小1本
・ピーマン 3個
・玉ねぎ 半分
・片栗粉 大さじ3
ー調味料ー
・酢 80cc
・醤油 大さじ4
・砂糖 大さじ4
①まず、野菜を細切りにします。
②次に、しいたけの軸を取ります。にんにくは、包丁の腹で潰しておきましょう。
③続いて、袋に食べやすい大きさにカットした胸肉としいたけをいれます。片栗粉をまぶしておきましょう。
④フライパンに油を多めにしき、にんにくを炒めます。焼色がついたら取り出しておきましょう。
⑤野菜と調味料、にんにくを混ぜ合わせておきます。
⑥最後に、焼き上がった肉ときのこを⑤に入れます。そのまま食べても一晩寝かせても美味しいです。
チキンの南蛮漬けの完成です
さて、レシピが完成しました。
このチキンの南蛮漬けは、一般的な南蛮漬けとは一味違った深い味わいが楽しめます。
しいたけの肉厚でジューシーな食感が、柔らかく仕上がった鶏胸肉と絶妙にマッチしていて、それぞれの食材の良さが引き立っています。
また、ピーマンや人参のシャキシャキとした食感も楽しみの一つ♪
一晩寝かせた後の南蛮漬けは、さらに味が染み込み、次の日に食べると美味しさが増すこと間違いなしです。
それでは、今週も「まごはやさしい」に当てはめてみてみましょう。
というのも、7つの食材は、今話題の「健康寿命を伸ばす鍵」として注目されています。
①「ま」は、豆
②「ご」は、ごま
③「(は)わ」は、わかめ
④「や」は、野菜
⑤「し」は、しいたけ(きのこ)
⑥「い」は、いも
このレシピには、野菜ときのこが含まれていますね!
納豆ごはんなどと一緒に食べると、大豆も摂取できるのでおすすめです。