太子町で活躍する皆さんにお話を聞きに出かける太子タウンの「太子のひと」第13回は、和菓子の老舗「好月堂(こうげつどう)」 の岩田順子(いわたじゅんこ)さんのインタビューです。
全国菓子大博覧会で内閣総理大臣賞を受賞した経歴もある好月堂。経歴にとらわれないお店のスタイルや和菓子での地域とのかかわりなどいろいろなお話が伺えました。
好月堂(こうげつどう)とは
ー好月堂は昭和43年に創業。現在は創業者であるご主人と息子さんが一緒にお店を切り盛りされています。
創業時から現在まで変わらず上生菓子、慶弔事のお返しの和菓子を良く注文いただいていて、お赤飯や山菜おこわ、お餅もご注文が多いです。
季節の和菓子も時期によって色々注文いただいてます。
現在は店頭販売や道の駅 近つ飛鳥の里・太子、よってって羽曳野店で販売している他、叡福寺さんの毎年4月11-12日に行われる会式の時の餅まきの餅もご注文いただいています。
また橿原神宮、伊勢神宮、近江神宮にも和菓子を献菓させてもらっています。
太子町名物「太子もなか」と「太子くんどらやき」
ー「太子もなか」は太子町のお土産としていまや定番のお菓子ですね
太子名物としてお土産に人気の「太子もなか」や「太子くんどらやき」「修羅の里」「好月もなか」も贈答品として喜ばれています。
「太子もなか」はあっさりしていますが餡の中に柚子の香りが広がる逸品です。甘い物好きな方はもちろん、甘い物が得意でない方にも食べやすいように工夫しています。
また「太子くんどらやき」は太子町のマスコットキャラクターである「たいしくん」が焼印されています。とても可愛く、ひとめで太子町とわかるため、お土産としてみなさんに愛されています。
和菓子へのこだわり
ー好月堂のご主人は製菓衛生師として和菓子の技能士1級をお持ちです。昔は組合で講師としても活躍されていた職人さんだったそうです。
現在の好月堂でも主人と息子とでお菓子の開発から製造、納品まで一貫して行っています。
お菓子作りは主人のお菓子を基本に柔軟にアレンジしながら、四季折々の生菓子製造に力を入れています。
太子町内の各町会で行われている「いきいきサロン」でも和菓子を提供させてもらっているほか、文化祭のお茶席の上生菓子は季節に合わせて作らせていただいています。
好月堂の和菓子が食べられるところ
好月堂の商品はお店以外でも、道の駅 近つ飛鳥の里・太子、よってって羽曳野店で販売されています。
特に道の駅 近つ飛鳥の里・太子で販売されている季節のお菓子はすぐに売り切れるので、見つけられた際はお見逃しなく!「本わらびもち」は夏だけでなく1年中人気の商品です。
また、ホームページからは好月堂さんの定番商品がオンライン購入できます。お電話で事前の予約注文もできるそうです。
太子町で愛されるこだわりいっぱいの和菓子の老舗「好月堂」へぜひ足を運んでみてくださいね。
アクセス
名称 | 好月堂 |
所在地 | 大阪府南河内郡太子町太子685-2 |
電話番号 | 0721-98-3324 |
アクセス | 近鉄南大阪線「上ノ太子駅」から金剛バス太子喜志循環線に乗り「太井川」で下車、徒歩3分 |
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