太子のヒトアイキャッチ立石さん

大阪府太子町で活躍する皆さんにお話を伺う「太子のヒト」第18回は、太子町社会福祉協議会の事務局長で、町立総合福祉センター長である「立石賀則(たていし よしのり)さん」にインタビューさせていただきました。

太子町社会福祉協議会でのお仕事内容や、太子町の方へのメッセージ、また局長の休日や夢などプライベートな事まで気さくに答えてくださいました。

とても優しく、おおらかで、人柄の良い立石事務局長のインタビューをどうぞお楽しみください。

お仕事内容について

ー社会福祉協議会でどのようなお仕事をしていますか?

社会福祉協議会とは市町村ごとに「地域福祉の推進を図ることを目的とした民間の団体」で、誰もが安心して暮らせる町を作ることを目的として活動しています。

太子町の住民の方の悩みや心配事を聞いたり、住民やボランティア、そして役場と連携したイベントの開催、また町立総合福祉センターに来館された方が楽しく過ごしていただけるよう館の運営も行っています。

現在ここで働く16名のスタッフとともに、町民の方が「こんなことをしてみたい」という事を一緒に作っていくことが目標です。

ー町立総合福祉センターとはなんですか?

「町立総合福祉センター」は太子町社会福祉協議会が指定管理を受け、運営をおこなっている施設です。

太子町にお住まいの60歳以上の方なら誰でも利用可能な施設で、館内には集会室、会議室、相談室、浴室、マッサージ機、談話室、調理室、ボランティアルームなどがありますよ。

お風呂は広く、一般利用者の方だけでなく、老人クラブや、福祉団体など太子町で活躍されているボランティアや福祉関係者の活動拠点にもなっています。

太子町社会福祉センター

南河内弁に詳しい理由

ー太子町の方言にとても詳しいと聞いています。それはなぜですか?

実は生まれも育ちも太子町で、町外で暮らした経験がないんです。

なので、太子町以外の方とお話をした時に初めて「これは方言だったんだ」と感じました。

普段何気なく話している「南河内弁」ですが、最近はこの方言を何かに記録して残しておくべきではないかと考えています。

思いついた言葉をメモしたり、利用者さんに聞いた言葉、また同じ職場で働く職員さんから聞いたりして少しづつ記録しているところなんです。

※こちらの記事でも、事務局長から南河内弁のご教示をいただきました。

【大阪府太子町】太子町の方言でもある「南河内弁」ってどんな方言?

事務局長の休日について

ーお休みの日はどのようなことをされていますか?

休みの日は「農作業」をしていることが多いです。

太子町に田んぼと畑があるので、お米や野菜などを育てたり、草刈りをしていますね。

畑で収穫した野菜を知り合いの人にお裾分けした時に「とても美味しい」と言ってもらえることが嬉しいです。

農繁期には自分の子どもたちも呼び寄せて家族総出で作業をすることもあります。

仕事や農業の合間には、ゴルフを少しやっています。社内でも「ゴルフ部」が出来たので、楽しくゴルフをしたいと考えています。

定年後は、キャンピングカーに乗って全国を旅するのが今の夢です(笑)

最後に

「太子町に住んで良かった!」と思ってもらえるような活動をしていきたいと思っています。

新型コロナウイルスがあり総合福祉センターを休館していた時期もありましたが、現在は通常通り、お風呂、麻雀・囲碁、喫茶も全ての運営が再開しています。

センターに入ってすぐの水槽には町民の方から頂いたメダカが元気よく泳いでいますよ。

季節ごとのイベントも計画をしているので、ぜひ一度遊びにきてくださいね!

 

「太子町社会福祉協議会」で生活支援コーディネーターとして活躍されている吉高賢司(よしたかけんじ)さんのインタビュー記事も合わせてご覧ください。

【太子のヒト 1人目】吉高賢司(よしたかけんじ)さん「太子町社会福祉協議会」インタビュー

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