太子みかんの歴史をご紹介します!

大阪府太子町といえば、特産品の「太子みかん」が有名です。

太子町は丘や傾斜地が多く、昔からたくさんのみかんが生産されてきました。

紅葉のころ、斜面の木々に黄色いみかんがたわわに実る光景は、太子町の秋の風物詩ですね。

今回は、この太子町のみかんの歴史をご紹介します。

太子みかんとは

太子みかんとは、大阪府太子町で生産されているみかんの愛称です。

太子町で植えられているみかんは、ほとんどが「早生温州みかん(わせうんしゅうみかん)」という品種で、黄色からオレンジ色の丸くかわいい形が特徴です。

太子町は傾斜が多くみかん栽培に適した地形と気候なので、一般のご家庭でもたくさんのみかんの木が植えられています。

また、太子町には関西最大級の広さを誇る「上の太子観光みかん園」もあり、農薬や化学肥料の使用量を半分以下に抑えた安心安全なみかんの生産が行われています。

この上の太子観光みかん園は毎年10月からみかん狩りが始まります。バーベキューや芋掘り、アスレチックなども楽しめますよ。

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太子みかんの歴史

太子町のみかんの歴史は古いものの、いつ誰が栽培をはじめたのか詳細な記録は残っていません

しかし文献をたどると、鎌倉時代末にはすでに大阪でみかん栽培が行われていたという記録があるため、太子みかんの歴史もこの時期にスタートしたと考えられます。

大阪府のみかんの生産量は鎌倉時代から江戸、明治にかけて増加を続け、大正2年頃には日本のみかん生産量第2位になるほどでした。

鎌倉時代の700年以上前から太子みかんがあったかもしれないと思うと、なんだか感慨深いですね。

太子みかんをつかった太子町の特産物

太子町では、太子みかんを使用した特産品がたくさんつくられています。

DyDoとコラボした「ミウ おいしいみかん水 ラブジアース」やクラフトビールの「河内乃えーる」も、太子みかんを使用しています。

太子みかんの果汁を20%も使用したフルーティーな味わいの「太子みかんソース」や、老舗の和菓子屋さん好月堂の新作洋風和菓子「ミカンシェ」など、一度食べたら忘れられない美味しさです。

「ミカンシェ」はこちらで食レポをしておりますので、ぜひあわせてご覧ください。

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太子みかんを大切に!

美味しい太子みかんは、10月から12月頃までが旬の時期です。

ビタミンCが豊富で、冬の風邪対策にもバッチリ!

道の駅や直売所で見かけた際には、ぜひお手にとって見てくださいね。