第79回たべたいしは、「夏野菜の揚げ浸しで作る素麺」です。
さて、先週は太子町産の野菜で作る「厚揚げとこんにゃくと万願寺唐辛子の煮物」をご紹介しました。
今週は、夏野菜「茄子」を使用したレシピです。
レシピに使用した茄子は、太子町にある道の駅 近つ飛鳥の里・太子にて購入したものです。
価格は3本入り税込み198円でした。
茄子の豆知識
茄子は日本の食卓に欠かせない夏野菜の一つです。
その美味しさだけでなく、栄養価も高いことで知られています。
しかし、茄子には意外と知られていない豆知識がたくさんあります。
その中でも、特に注目したいのが茄子のおしりにあるトゲです。
実は、茄子のおしりには、小さな鋭いトゲが生えています。
これらのトゲは、茄子の花が咲いた後にできるガクという部分なんですよ!
ガクは花を支える役割を持ち、茄子が成長するにつれて果実を守るための防御機能としてトゲが発達するのです。
そのため、茄子を調理する前に、おしりの部分のトゲを処理することが大切です。
包丁の先端を使って、おしりのガク部分ごとトゲを切り取りましょう。
安全においしく茄子を楽しむために、トゲの処理をしっかり取ってくださいね♪
夏野菜の揚げ浸しで作る素麺レシピ
材料(2人前)
・茄子 1本
・パプリカ(赤・黄・オレンジ) 各1個
・ししとう 1パック
・大葉 2枚
・すりごま ひとつまみ
ータレー
・水 200ml
・みりん 20ml
・醤油 20ml
・ほんだし 小さじ1
①まず、野菜をお好みの大きさにカットします。今回は細めに切りました。
②次に、フライパンに米油を入れて揚げ焼きにします。
③その際、ししとうが破裂する恐れがあるのでご注意くださいね。
④次に、揚げ焼きにしている間にタレを作ります。材料を入れ電子レンジで熱しておきましょう。
⑤さらに、焼き上げた野菜は余分な油を少し拭いておきます。
⑥そして、タレに入れ、予熱が取れたた冷蔵庫にて冷やしましょう。
⑦素麺を湯がきます。⑥を乗せてタレをかけたら完成です。
最後に、大葉とすりごまをトッピングしましょう。
夏野菜の揚げ浸しで作る素麺の完成です
さて、夏野菜の揚げ浸しで作る素麺が完成しました。
まず、一口食べた瞬間の、茄子のトロっとした食感が最高です。
そして、パプリカのシャキシャキとした歯ごたえが口の中で絶妙に混ざり合いました。
茄子は油を含んでしっとりとしており、揚げることでさらに甘みが増して美味しかったです。
それでは、今週も「まごはやさしい」に当てはめてみてみましょう。
というのも、7つの食材は、今話題の「健康寿命を伸ばす鍵」として注目されています。
①「ま」は、豆
②「ご」は、ごま
③「(は)わ」は、わかめ
④「や」は、野菜
⑤「し」は、しいたけ(きのこ)
⑥「い」は、いも
このレシピには、ごまと野菜が含まれていますね!
暑い夏の日にぴったりの、さっぱりとした美味しい素麺料理です。