たべたいし 第25回 ピリッと辛い蛇腹(じゃばら)きゅうり

いつも太子タウンをご覧頂きありがとうございます。

先週は気温がぐっと上がり本格的な夏の到来を感じる週でしたね。

そこで本日は暑い日に食欲が出る「ピリッと辛い蛇腹(じゃばら)きゅうり」をつくっていきます。

このレシピの主役は辛味スパイスを代表する野菜の「鷹の爪」です。

「ピリッと辛い蛇腹きゅうり」に使用した鷹の爪は、太子町道の駅・近つ飛鳥の里太子で購入したもので、生産者は太子農家の田中弘子さん、価格は税込み100円でした。鷹の爪は15本程度入っていたのでこのお値段は破格ですよね。

道の駅 「近つ飛鳥の里・太子」

鷹の爪豆知識

鷹の爪とは、日本原産の唐辛子のことです。

唐辛子には数千種類の品種がありますが、中でも日本の唐辛子である鷹の爪や世界的に有名なハバネロ、ハラペーニョがよく知られているのではないでしょうか。

鷹の爪は、読んで字のごとく鳥である「鷹の爪」に形が似ていることが名前の由来です。

すこし曲がった形で5、6センチほどの鷹の爪は、まさに鷹のかぎづめを想像させます。

唐辛子は辛い調味料で栄養がないように思われがちですが、鷹の爪にはカプサイシンが含まれており、食欲増進や脂肪燃焼といった効果が期待できます。

冬の寒い時期に体を温めるために食べたい鷹の爪ですが、食欲の落ちる夏の暑い時期にもぴったりの野菜ですね。

ピリッと辛い蛇腹(じゃばら)きゅうりレシピ

*材料(2人前)
・きゅうり 2本
・鷹の爪 1本
・醤油 大さじ3
・ごま油 大さじ1
・砂糖 大さじ1
・鶏ガラスープのもと 小さじ半分
・にんにくと生姜 1かけ
・小口ねぎ お好みで

①よく洗ったきゅうりを蛇腹切り(じゃばらぎり)にします。きゅうりにお箸を添えて切ると簡単に蛇腹にすることができますよ。

②鷹の爪は中の種を出し、キッチンバサミでカットしていきます。

③容器に調味料をすべて入れよく混ぜ合わせましょう。

④きゅうりは食べやすくなるよう3センチ程度に切りそろえ、調味料の中に入れてよく混ぜると完成です。

ピリッと辛い蛇腹(じゃばら)きゅうりの完成です。

ご飯のお供ぴったりのピリッと辛い蛇腹(じゃばら)きゅうりが完成しました。

漬物といえば事前に塩もみをしたり、一晩寝かせるなど手間がかかりますが、このレシピでは塩もみ不要でなおかつ調理後すぐに食べることができますよ。

きゅうりを食べ終わった残りのタレは、ゆで卵を漬けて煮玉子にしたり、そうめんのつけダレにして食べると最後まで美味しく頂けます。

暑くて食欲がない日でもこの鷹の爪入り漬物と白いご飯だけで食欲が上がりますので、ぜひお試しください。

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