第90回たべたいしでは、「すだちうどん」をご紹介します。
太子町産の新鮮なすだちを使ったこのレシピは、暑い日でも食欲がわく一品です。
柑橘の香りがうどんに絶妙に絡み合い、爽やかさが口いっぱいに広がりますよ。
レシピに使用したすだちは、太子町にある道の駅 近つ飛鳥の里・太子にて購入したものです。
すだちの生産者は田中春樹さん、価格は税込み100円でした。
すだちの豆知識
まず、すだちは日本の代表的な柑橘類の一つです。
特に徳島県が主要な生産地として知られています。
直径4~5cmほどの小さな実で、緑色の皮が特徴です。
旬は主に8月から10月にかけてで、この時期に最も香りと酸味が強くなり、料理の引き立て役として使われます。
また、すだちは生で使うことが多く、魚料理や鍋、うどんなどの料理に爽やかなアクセントを加えてくれます。
すだちには豊富な栄養素が含まれています。
まず、ビタミンCが豊富で、1個あたりに含まれるビタミンCの量はレモンに匹敵します。
ビタミンCは免疫力を高め、風邪予防や疲労回復に効果的です。
また、カリウムも含まれており、体内の余分な塩分を排出し、血圧をコントロールする役割を果たします。
さらに、すだちにはポリフェノールの一種であるフラボノイドも含まれており、抗酸化作用が期待されます。
これにより、老化防止や美肌効果も期待できるのです。
太子町でも新鮮なすだちを手に入れることができ、料理に加えるだけでなく、ジュースやドレッシングとしても幅広く活用できる万能な食材です。
これからの季節にぴったりな、さっぱりとした風味をぜひ楽しんでみてください。
すだちうどん
材料(2人前)
・すだち 3こ
・麺 2人前
・すりごま 少々
ーつゆー
・水 600
・みりん 小さじ2
・醤油 大さじ2
・ほんだし 小さじ1
・塩 ひとつまみ
①まず、すだちの皮をよく洗い輪切りにします。
②次に、うどんを茹でておきます。
③調味料を混ぜ合わせておきましょう。
④茹で上がった麺は氷水でしっかり冷やします。
最後に、しっかりと水をきった麺、氷、すだち、タレ、すりごまをかけましょう。
すだちうどんの完成です
さて、すだちうどんが完成しました。
すだちの爽やかな酸味がうどんに絶妙にマッチし、暑い季節にぴったりの一品です。
もし、大根があればおろしにして乗せると、さっぱり感を引き立てますよ!
それでは、今週も「まごはやさしい」に当てはめてみてみましょう。
というのも、7つの食材は、今話題の「健康寿命を伸ばす鍵」として注目されています。
①「ま」は、豆
②「ご」は、ごま
③「(は)わ」は、わかめ
④「や」は、野菜
⑤「し」は、しいたけ(きのこ)
⑥「い」は、いも
このレシピには、野菜とごまが含まれています。
食欲がない時でも、スルッと食べられるのでぜひお試しください。