第77回たべたいしは、「万願寺唐辛子で冷奴」です。
さて、先週は太子町産の豆を使用した「そら豆と豚肉のカリカリ炒め」をご紹介しました。
今週は、「万願寺どうがらし」を使用したレシピです。
レシピに使用した万願寺唐辛子は、太子町にある道の駅 近つ飛鳥の里・太子にて購入したものです。
生産者は、西谷昌明さん、価格は税込み250円でした。
万願寺唐辛子の豆知識
万願寺唐辛子(まんがんじとうがらし)は通常甘くて辛味がほとんどないことで知られていますよね。
しかし、時折辛くなることがあります。
この辛さの原因の一つとして、蜂(ハチ)の影響が考えられます。
というのも、万願寺唐辛子は、他の唐辛子と近くで栽培されると、蜂などの昆虫が花粉を運ぶことで異なる品種間の交配が起こることがあります。
特に辛い品種の唐辛子と交配すると、万願寺唐辛子にも辛味が生じることがあります。
このため、元々は甘い万願寺唐辛子が予期せぬ辛味を持つことがあります。
その他にも辛くなる原因はあります。
急激な温度変化、過度の乾燥や過剰な水分、土壌の栄養バランスなどにより、辛くなることがあるんですよ。
家庭菜園で育てた万願寺唐辛子がもし辛くなってしまったら、蜂さんの影響かもしれませんね。
万願寺唐辛子で冷奴レシピ
材料(2人前)
・万願寺唐辛子 3本
・しらす 30グラム
・ごま油 大さじ1
・白だし 大さじ1
・昆布 ひとつまみ
・鰹節 ひとつまみ
・白ごま ひとつまみ
①まず、万願寺唐辛子をよく洗い、お好みのサイズにカットします。
②次に、ごま油を引いたフライパンにしらすを入れてカリカリに炒めます。
③続いて、万願寺唐辛子を入れましょう。
④さらに、ごま、塩昆布、鰹節、白だしを入れて炒めます。
⑤冷奴にのせ、さらに白だしを少しかけると完成です。
万願寺唐辛子で冷奴の完成です
さて、万願寺唐辛子で冷奴が完成しました。
シャキシャキ万願寺唐辛子とカリカリしらすが、柔らかな豆腐に対して良いアクセントになりました。
豆腐と野菜のシンプルな味わいを引き立てています。
いつもの冷奴にアレンジを加えてみるのも楽しいですね♪
それでは、今週も「まごはやさしい」に当てはめてみてみましょう。
というのも、7つの食材は、今話題の「健康寿命を伸ばす鍵」として注目されています。
①「ま」は、豆
②「ご」は、ごま
③「(は)わ」は、わかめ
④「や」は、野菜
⑤「し」は、しいたけ(きのこ)
⑥「い」は、いも
このレシピには、豆、ごま、野菜が含まれていますね!