まだまだ寒さが続きますが、香りの良い青じそ(大葉)を活用した保存食はいかがでしょうか?
さて、今回は太子町産の唐辛子を使った「大葉漬け」をご紹介します。
唐辛子は田中弘子さんが作ったもので、ひと袋税込100円と手に取りやすく、市販品よりも香ばしさが格段にアップ。
辛みだけでなく豊かな風味を味わえる一品です。ぜひ、見かけた際は手にとってみてください!
前回の「たべたいし 第107回 生姜味噌焼きおにぎり」もぜひご覧くださいね♫
唐辛子の豆知識
唐辛子は南米原産のスパイスで、世界各地の料理に欠かせない存在です。
辛味成分のカプサイシンには発汗作用や代謝アップが期待できるとされ、健康食材としても注目されています。
日本へは16世紀ごろに伝来し、江戸時代には薬味や漬物の風味付けとして広く普及しました。
産地や品種によって辛さや香りが変化し、今回使用した太子町産の唐辛子のように、香ばしさが楽しめるものも。
日々の料理に取り入れることでアクセントが加わり、さらにバリエーションが広がります。
大葉漬けのレシピ
材料
・大葉 50枚
・唐辛 5本分
・甘口醤油 大さじ5
・みりん 大さじ5
・酒 大さじ10
①まず、大葉は軽く水洗いします。水気をしっかり拭き取っておきます。余分な水分が残っていると漬けだれが薄まりやすいので注意しましょう。
②次に、甘口醤油・みりん・酒をよく混ぜ合わせます。辛みをプラスしたい方は、唐辛子を小口切りにしてここで加えるのがおすすめ。
③最後に、全体が漬かるよう調味液を回しかけたら、冷蔵庫に入れてひと晩ほど置きます。翌日にはしっかり味が染みて食べ頃に。数日おくとさらに味が落ち着き、深みが増します。
おいしい食べ方
- ごはんのお供に
大葉のさわやかな香りとピリッとした唐辛子の辛みがご飯によく合います。おにぎりの具にしても◎。 - 冷奴やパスタにも
冷奴に少し乗せたり、パスタやうどんに和えるなど、和洋問わず活躍してくれます。 - 保存期間の目安
冷蔵庫で約1週間ほど保存可能。味が濃くなってきたら、刻んで調味料がわりに使うのもおすすめです。
大葉漬けの完成です
さて、大葉漬けが完成しました。
太子町産の唐辛子を活かした「大葉漬け」は、大葉と唐辛子の香りが合わさって意外にも辛味はほどよく、食べやすい一品に仕上がります。
おにぎりに海苔代わりに巻いて食べると、ピリッとした風味としょうゆのコクがごはんに絶妙にマッチして、とても美味しいですよ。
なお、しょうゆの辛味や塩分が気になる方は、量を調整しながら好みの味を探ってみてください。
それでは、今週も「まごはやさしい」に当てはめてみてみましょう。
というのも、7つの食材は、今話題の「健康寿命を伸ばす鍵」として注目されています。
①「ま」は、豆
②「ご」は、ごま
③「(は)わ」は、わかめ
④「や」は、野菜
⑤「し」は、しいたけ(きのこ)
⑥「い」は、いも
今回のレシピには、豆、野菜がしっかりと含まれています。
しっかり栄養を摂って、寒さの厳しい冬を乗り切りましょう!