デジタル活用支援推進事業の一環として高齢者向けスマホ講座が太子町役場の万葉ホールで開かれ、太子町内在住の高齢者10名以上が参加しスマホの使い方を学んでいました。
スマホ講座
講座は全4回で1周の構成になっており、今回の開催が4周目の開催です。
1回目では電源のつけ方、電話のかけ方、カメラの使い方など基礎的な部分を学ぶこととなっていました。
電源のつけ方では電源ボタンや音量調節ボタン、ホームボタンの場所の配置や効果の説明など基礎的な部分から丁寧に教えていました。
電話のかけ方ではキーパッドを使っての通話や着信履歴からの折り返し、連絡先への登録方法など実際の状況を想定した講座をしていました。
カメラの使い方ではフラッシュのオンオフなどの設定から、実際に講師の方を撮影したり、インカメラで自撮りをしてみたり、撮影した写真の見方や消去方法などを学んでいました。
そして講座内容が終了した後は質疑応答の時間をけていて講座の内容だけでなく、講座外の普段から高齢者の方々が気になっていることを各々質問していました。
講座を進めていく中で、分からないことがあれば直ぐに手を挙げ質問し、時には講座内容のことより先のことを気にする方もいるなど積極性を感じさせられる箇所が随時ありました。
また講座終了後の質疑応答の時間も多くの方が残っておられて熱意が凄まじいものでした。
参加者からは「子どもに何度も同じことを聞くと怒られたりするので有難かった。」など満足する声も聞くことができました。
次回以降はメールやインターネットの使い方などを学んでいくそうです。
デジタル活用支援推進事業
デジタル活用支援推進事業とは総務省が令和3年度から始めた高齢者が身近な場所で身近な人からデジタル活用について学べる講習会を推進する事業です。
万葉ホール
万葉ホールは平成6年に完成した太子町役場内にある施設です。太子町の催し物の会場や住民の交流の場として活用されています。