本日、5月30日は「ごみゼロの日」です。
「ご(5)み(3)ゼロ(0)」の語呂合わせで「ごみゼロの日」に定められています。
1970年代から始まった「ごみゼロ運動」では、5月30日~6月5日を「ごみ減量・リサイクル推進週間」として全国各地で3R推進活動やごみ拾い、不法投棄監視パトロールなどが行なわれています。
「ごみゼロの日」をキッカケにして「ごみの出し方・分別の徹底」を改めて意識して取り組みましょう。
ごみの危険物混入による実際の事例
今回紹介するのは南河内地域のごみが処理されている施設で実際に起こった事故です。
令和2年6月4日に南河内環境事業組合の粗大ごみ処理施設において、ごみが発火し火災が発生するという事例がありました。
この火災では施設の復旧に約8か月という期間と約4億6000万円の費用がかかりました。
また同施設では令和3年10月19日にも、ごみが爆発する事故が発生しました。
ごみの不始末による事故を未然に防ぐ為に
このような、ごみ処理施設での火災や爆発事故の原因の多くは充電池(リチウムイオン電池等)、ガスボンベなどの危険物が「もえるごみ」や「粗大ごみ」の中に混入したことによるものです。
太子町ではリチウムイオン電池等の充電池は太子町役場の環境農林課窓口で回収を行っています。
またガスボンベは個人で処分できないので必ずガスの販売店に引き取りを依頼してもらってください。
これを機会に太子町とごみの分別について再確認しておくのも良いかもしれませんね。
万が一、ごみの不始末で火災が発生してしまった場合は速やかに119番で消防署へ通報しましょう。
皆さんが何気なく捨ててしまったゴミが大事故の原因になっているかもしれません。
今一度、「ごみの出し方・分別の徹底」をよろしくお願いいたします。