2024年の勾玉づくり体験にお邪魔してきました!
太子町立竹内街道歴史資料館主催の「勾玉(まがたま)づくり体験」が行われました。
これは毎年恒例、太子町の小学生が参加する、大人気企画です。
今年は竹内街道歴史資料館が改修により臨時休館だったため、大道旧山本家住宅で実施されました!
2024年の勾玉づくり体験
さて、大阪府太子町は、古墳群が多いことで知られています。特に「梅鉢御陵(うめばちごりょう)」と呼ばれる、4つの天皇陵と聖徳太子の墓を合わせた5つの古墳が有名ですね。
この勾玉は、その古墳時代に作られていた装飾品のひとつです。
勾玉づくり体験では、ひとつの石から勾玉の形を削り出し、実際にネックレスにするまでを体験できます。
勾玉を削るのはなかなか大変!
まず、子どもたちは鉛筆でアウトラインを書くところからスタート!
そして角のあるコンクリートブロックで下線に沿って削っていきます。
「もう30分くらい削ってる〜!なかなか進まへん!」
「めちゃ粉でる!昔の人はつくるんめっちゃ困ったんちゃう?」
など、竹内街道歴史資料館のスタッフさんたちにサポートしてもらいながら、子どもたちは楽しそうに進めていましたよ。
特に、ブロックの角を上手に使って、勾玉のくびれを作るのが難しそうでした!
そして次に、おおまかに形ができたら、目の細かい紙やすりで形を整えます。
最後に、水を使って滑らかになるまで研ぎ上げて形の完成です!
勾玉の色は、赤・青・黄色、から選ぶことができます。
そのため磨き終わった子から、好きな色に染めてもらっていました。
「私、赤にした!」「黄色でお揃い!」
「うわっ!つるつるやん、すべる!」
と、楽しそうな声が響いていましたよ!
どれも個性があって素敵ですね!
聖徳太子の紙芝居
さて、勾玉を乾かしている間に、太子街人(がいど)の会の片本憲一先生から、紙芝居の講演がありました!
これは太子街人(がいど)の会のみなさんが手作りされた、聖徳太子のお話です。
子どもたちも、みんな真剣にきいていましたよ。
勾玉づくり体験は、毎年夏休みに行われています
勾玉づくり体験は、太子にお住まいの小学生を対象に行われています。
去年の募集要項をご紹介しますので、ご興味のある方はぜひご参加ください!