先日開かれた、社会福祉協議会が主催する「第2回うたごえの会」に参加してきました。
このイベントでは、高齢者が集まり、楽しく歌の練習をしています。
歌を歌うことにより、オーラルフレイルの予防につながっていくのです。
どのような一日だったのか、見ていきましょう。
太子町でおこなっているうたごえの会とは
「うたごえの会」は、音楽講師と一緒に集まった人々が共に歌を楽しむ活動です。
この会は、コミュニケーションの促進や健康寿命を延ばすことを目指します。
そして、音楽を通じて互いに刺激を与えあう場となっています。
ピアニストであり、歌、発声の講師である井波奏希(いなみ かなき)氏が伴奏者として参加します。
その技術と経験で参加者に歌のコツを教え、楽しい時間をお届けします。
太子町の社会福祉協議会を中心に、地域の様々な場所で開催されるこの会は、地域の多くの高齢者に愛されています。
ストレッチで始まるうたごえの会
太子町のうたごえの会は、ストレッチから始まります。
参加者は、体をほぐしながらリラックスした状態で歌の練習に臨みます。
ボイストレーニング
次に、ボイストレーニングです。
講師の指導の下、参加者は発声練習で体をほぐしました。
特に、「しゃっくりボイス」の練習には力が入り、会場は和やかな雰囲気に包まれていました。
太子町のうたごえの会では、健康で明るいコミュニティの形成を目指しています。
表情をつけて歌う
お次は、表情を豊かにして歌う練習が行われました。
「扉を開こう」という歌の練習では、初夏の歌を通じて、呼吸ひとつひとつ意識することの大切さを学びます。
感情を込めて歌う
さて、歌の練習も大詰めです。
一行ずつ覚えて、感情を込めながら歌うことで、歌の意味が深まります。
講師からは「感情を乗せて歌うポイント」が紹介され、参加者は一層熱心に練習に励みました。
太子町のうたごえの会は、感情の表現も大切にしています。
共に味わう、ふれあいの「ふたかみ山弁当」
会の後半は、「配食のふれあい太子店」が提供する「ふたかみ山弁当」で一層の親睦を深めます。
「ふたかみ山弁当」は、おにぎり、おかず、卵焼き、漬物といったシンプルながら心温まるメニュー。
プラスチック容器を減らすために、昔懐かしい竹の皮に包んでいます。
これは、令和3年7月20日に発表された「太子町ゼロカーボンシティ宣言」にのっとった取り組みです。