今月と来月は、「太子街人の会 」による「絵解きプロジェクト」公演が予定されています。
過去にも太子タウンでは、太子街人の会の手掛けた「聖徳太子紙芝居」や「三尼公御絵伝」についてご紹介しました。
そして、今回なんと新作である「芹摘姫物語」が公演予定であるということです。
それでは、気になる新作の情報や、公演スケジュールを見ていきましょう♪
新作!「芹摘姫物語」とは?
「芹摘姫物語(せりつみひめものがたり)」は、聖徳太子と膳部妃(かしわでひめ)の出会いを描いた物語です。
この物語では、芹を摘みに出かけた娘・膳部妃が、聖徳太子と運命的な出会いを果たすというロマンチックなエピソードが語られています。
「太子街人の会」では、この伝承を昔ながらの「絵解き」という形式で広める活動を行っており、昨年は西方院の縁起を描いた「三尼公の絵伝」を制作しました。
今年は、「芹摘姫物語」を題材にした絵解きを制作するため、町内でワークショップを開催。
中世の文献を現代語に訳し、それぞれの場面を絵で表現する絵伝を作り上げました。
芹を摘む少女と聖徳太子が出会うというロマンチックな物語を、美しい絵解き形式で鑑賞できる「芹摘姫物語」。
太子町の歴史と伝承を感じられるこの新作が、今後の名物になるかもしれません。
どんな絵伝が完成したのか、そしてどのような物語が紡がれているのか、ぜひその目で見て、耳で聴いて体験してみてください。
イベントスケジュール
上記でご紹介した「芹摘姫物語」のお披露目をはじめとする絵解きイベントが、太子町各地で開催されます。
歴史や文化に触れる貴重な機会ですので、ぜひお見逃しなく。
以下の日程で、さまざまな会場で展示や上演が行われます。
・叡福寺特別公演
「芹摘姫物語」絵伝完成披露の公演が叡福寺でおこなわれます。
・日時:10月12日(土)14時から
・場所:叡福寺にて
・竹内街道灯路祭り会場展示
「芹摘姫物語」と「三尼公御絵伝」が随時公演されます。
・日時:10月13日(日)16時30分〜20時30分
・場所:旧山本家住宅にて
・結縁祭公演
・日時:11月23日(土)と24日(日) ①11:00〜、②11:30〜、③14:00〜
・場所:西方院本堂会場にて
・11:00〜(三尼公御絵伝の絵解き)
・11:30〜(聖徳太子紙芝居の上演)
・14:00〜(芹摘姫物語の絵解き)