山田幸彦さんは太子町にお住まいの方です。
太子タウンの読者でもある山田さんはこの度、当サイトに寄稿してくださいました。
本日は、寄稿をもとに山田さんの生い立ちから太子町との関わりまでをみてみましょう。
山田幸彦さんプロフィール
1956年、浜松市生まれ、大学院でドイツ語とそれに関連する言語学を勉強されていました。
その後、一般企業のサラリーマンとして務め、40年以上前に太子町住民となります。
しかし、転勤が多く数年後には太子町を離れました。
太子町を離れ、20年以上を海外で過ごした山田さんは昨年2023年に日本へ帰国。
再び太子町の住民となりました。
山田氏と太子町古代史
現在は、日本の古代史に登場するこの「太子町」で、多くの方から、歴史を語って戴き、今は、ゼロから勉強中ということです。
「図書館・資料館・役場観光課・生涯学習課で知り合った方々やガイドの会の皆さん、地域歴史研究者の方々から、いろいろな情報を戴き、大変ありがたく思っている」とも仰っていました。
図書館での驚きの再会
最近、図書館で久し振りの驚きの再会があったそうなんです。
その再会した物とは、「ドイツ語語源小辞典」です。
この辞典は40年前に、当時語学勉強を共にした想い出深い書籍でした。
地元太子町立図書館にある大阪府内図書館ネットで、司書さんに調べて貰った所、府内図書館検索に引っかかったそうです。
すると何と、高槻市立小寺池図書館に一冊だけありました。
大阪府下の別の図書館には見当たらなかったので驚きが隠せなかったそうです。
言語学への再燃する情熱
画像にあるこの辞書とは、40年振りの再会だそうです。
小さな辞書ですが、その昔、内容の濃さに驚いたことが印象的であるとも寄稿では述べられています。
山田さんは実は以前この辞書を所有していたそうですが、残念ながら、何度も転勤している内に消失したんだそう。
しかし、太子町立図書館の司書さんを通じて、この辞典を取り寄せて貰いました。
「ドイツ語の語源的意味とゲルマン古語・他の欧州語、ラテン語、一部印欧祖語その他との比較、と言う自分の今も続けている語源を中心に似た言語を比較する基礎は、この本によって築かれた様な気がします」と書かれています。
図書館は文化的情報ハイウェー
図書館では、いろいろな分野の専門家や物事を丹念に調べる事ができます。
また色々な方々と知り合いになったそう。
古い事も新しい事も瞬く間にいろいろ知るきっかけがあり、「図書館は文化的情報ハイウェーである」という言葉で寄稿は締めくくられていました。
おわりに
本日は、頂いた寄稿をもとに、山田さんと太子町についてご紹介しました。
山田さんは長い海外生活をもとに、インドの歴史文化や宗教、また、食べ物や歴史的建築物など多岐に渡る記事をご自身の「note」に掲載されています。
noteに掲載されている記事は、日本語、英語、フランス語そしてドイツ語の4カ国語で書かれているので、外国人の方にもお見せ下さい!
その他、Facebookでも過去のインド歴史の書き物を見ることができるそうです。
Facebookは、下記のQRコードからぜひお友達申請をして頂きぜひ皆様もお読みください。
山田幸彦さん、本日は当サイトに寄稿頂きありがとうございました。