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今週のたべたいしは、先週に引き続き「白ねぎ」を使用して「豚の角煮」をつくっていきます。
料理に使用した白ねぎの生産者は土井美智代さんで、価格は税込み120円のものを太子町にある道の駅にて購入しました。
皆さんは白ねぎを購入したら、青い部分はどうしていますか?地方によって食べずにそのまま捨ててしまうこともあるようです。
捨てられがちな青い葉にも栄養が多く含まれているので、余すことなく食べることが理想的です。
白ねぎ豆知識part.2
実は、白ねぎの「白い根っこ部分」と「青の葉っぱ部分」では栄養価が異なります。
まず、「白い部分」にはアリシンという栄養素が多く含まれ、疲労回復、血液がサラサラになる効果があることで有名です。
一方、「青い部分」には、カロテンやビタミンC、カルシウムやカリウムなどの栄養素が含まれ、加えて肉の臭みを消す効果があります。
今まで青い部分を捨てていた方や、葉っぱは固くて苦手という方は、ぜひお肉料理と長時間煮込む際に一緒に入れてみましょう。
今回は「豚の角煮」に一緒に入れ、ねぎの青い葉でお肉特有の「臭み消し」をしつつ美味しく食べてみました。
豚の角煮レシピ
*材料
・豚バラブロック 700グラム
・白ねぎ(青い部分) 2本分
・お酢 200cc
・醤油 150cc
・酒 200cc
・水 400cc
・お好みで、にんにくや生姜
①お肉を5センチ間隔に切ります。
②お肉の油抜きをおこないます。白ねぎの青い部分とたっぷりの水を鍋に入れて約10分程火にかけます。
③10分煮込んだらお肉とねぎをザルにあげ、お湯でお肉を洗います。鍋も軽く洗いましょう。
④お肉とねぎを再び鍋に戻したら、調味料を入れ80分煮込むと完成です。ねぎの青い葉っぱも柔らかくなるので食べやすいですよ。
豚の角煮の完成です
トロトロに煮込んでお箸で切れる「豚バラ」の完成です。白ねぎをたっぷり入れても、お肉はねぎ臭くならないのでご安心ください!
ちなみに、豚肉の茹で汁はスープとしても利用可能で、お好みの調味料と具材を入れて味付けするととても美味しいです。おすすめは、溶いた卵を入れる中華風のスープです。
白ねぎの青い部分は長時間煮込んでも形が崩れないので、煮込み料理にしてぜひご賞味ください。