たべたいし 第35回 ゴーヤのエビ詰め

いつも太子タウンをご覧頂きありがとうございます。

今週は先週に引き続き夏野菜「ゴーヤ」を使用したレシピをご紹介します。

前回はゴーヤの定番料理である「ゴーヤチャンプルー」をご紹介しました。

本日はピーマンの肉詰めならぬ、「ゴーヤのエビ詰め」に挑戦です!

輪切りにしたゴーヤに、プリプリのエビを入れて揚げたエビ詰めは最高に美味しいですよ。

レシピに使用したゴーヤは道の駅の近つ飛鳥の里・太子にて購入したものです。

購入価格や生産者さんについては先週の記事をご覧ください。

道の駅 「近つ飛鳥の里・太子」

ゴーヤ豆知識 その2

前回はゴーヤはなぜゴツゴツと固い表面をしているのかについてや、栄養価についてお話しました。

本日はゴーヤの豆知識その2と題して、ゴーヤの苦味の原因について少しご紹介します。

ゴーヤを食べたときに「苦い!」と感じるのは、ゴーヤに含まれる「モモルデシン」という栄養成分が関係しています。

モモルデシンは、ビタミンなどと同様水溶性の成分であるため、塩もみをしたり水や湯にさらすことで苦味成分を抜くことができます。

苦味をできるだけ感じたくない方は念入りに塩もみをしてお湯にくぐらせてから調理するようにしましょう。

人々に敬遠されがちなゴーヤの苦味ですが、実この苦味成分「モモルデシン」にも多くの栄養素が含まれています。

その役割としては、血糖値を下げる、血圧を下げる、胃液を増やして食欲を出させるなどの効果が期待できるということです。

ゴーヤのエビ詰めレシピ

*レシピ2人前
・ゴーヤ 1本
・生のむきエビ 200グラム
・片栗粉(まぶす用) 適量
・天ぷら粉 50グラム
・塩こしょう 適量
・揚げ油

①ゴーヤを輪切りして小さめのスプーンを使って中綿や種をくり抜きます。

②沸騰したお湯で1分ほど茹で、まな板に並べましょう。

③キッチンペーパーでゴーヤの水気を取り、片栗粉をまぶします。

④生のむきエビはみじん切りにして、塩こしょうをしっかりとまぶしておきます。

⑤天ぷら粉50グラムと水80ccを混ぜ合わせ天ぷら液を作り、ゴーヤのエビ詰めをからませ、油で揚げていきます。

⑥しっかりと両面に火が通れば完成です。

ゴーヤのエビ詰め完成です

ゴーヤのエビ詰めが完成しました。

サクサクのゴーヤとプリプリのエビがマッチして何個でも食べれちゃいます。

お好みで塩や、カレー塩、味噌などをつけてお召し上がりください。

余談ですが、南国出身の知人が「ゴーヤは切った後、冷蔵庫に一晩寝かせておくと苦味が消えるからおすすめだよ」と言っていたことを調理後に思い出しました。

切ったものを空気に触れさせておくと苦味は抜けるのでしょうか。ゴーヤ調理の際ぜひ試してみたいですね!
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