以前太子タウンでご紹介した「生ごみ処理機」の無料貸し出しが5月1日から開始されました。
太子町では「脱炭素ロードマップ」の一貫として、「生ごみ処理機」の無料レンタルをおこなっており、Co2削減を目指したより良い社会を目指しています。
実際に太子町役場へ「生ごみ処理機」のレンタル申込みにいってきたので、ご紹介します。
実際にレンタルの申込みをしてみた
レンタル受付が開始された5月1日、実際に太子町役場2階にある「環境農林課」にて申込をしました。
事前に役場のホームページから「家庭用生ごみ処理機貸与申請書」を印刷して持っていたためスムーズに手続きが完了しました。
各自オレンジ色でマーカーをしている箇所が申請者が記入をする部分です。
太子タウンでは窓口で手続きをしましたが、その他にもメール、郵送などでも申請書を提出することが可能です。
窓口での手続きの流れですが、係の方がレンタルをする人の身分証明書のコピーを取り、貸与期間の相談と注意事項についての説明がありました。
引き渡し期間は6月1日からとのことで、処理機の準備が整い次第、役場から連絡をいただけるそうです。
貸出される「生ごみ処理機」ってどんなもの?
太子町で無料レンタルできる生ごみ処理機はパナソニック製品の「MS-N53XD-S」という型番のものでした。
この製品の最大の利点は、スパイラル方式という乾燥方法を取り入れることで、生ごみ処理機特有の匂いやコバエの発生を抑制させてくれます。
家庭から出る生ごみは約80%が水分とされており、水気を含んだごみは非常に重く、また匂いも気になるところです。
一方、生ごみ処理機で乾燥させたごみは、匂いもなくなり、乾燥しているのでごみ捨てがとても楽になりますよ。
今回レンタルできる製品には「ソフト乾燥モード」という設定があり、こちらを使用したごみは有機質肥料として使用することができます。
生ごみから良質から肥料を作ることができるので、家庭菜園や畑をされている方にはピッタリの処理機ですね。
「MS-N53XD-S」の詳細情報
生ゴミ処理機はサイズが大きいイメージがあり、設置するスペースにお悩みの方もいらっしゃるとおもいます。
太子町にて無料レンタルをおこなっている「MS-N53XD-S」の外形寸法は、幅26.8センチ、奥行き36.5センチ、高さ55センチほどで、重さ12キロのため、大きめのゴミ箱程度といえるのではないでしょうか。
また気になる電気代ですが、乾燥時間の目安である3時間程度使用して約47円がかかる見込みです。
まとめ
この記事では太子町役場にて実際に「生ごみ処理機」をレンタルした様子をお伝えしました。
「購入を検討しているが実際に使ってみるのはどうなの?」という方に向けて情報を発信できれば良いなと考えています。
株式会社京谷商会は太子町のウェブ情報マガジン「太子タウン」の他、「高齢者向け配食」もおこなっています。
調理過程で出た生ごみなどを「処理機」にかけ、「どれくらいごみが減るのか」「匂いはどうなのか?」また「肥料としての使用方法」などについてご報告する予定です。ぜひお楽しみに!