太子ネイチャー第20回マツバギク

大阪府太子町の自然をご紹介する太子ネイチャー、今回は「マツバギク(松葉菊)」です。

今回のマツバギクは、春日の住宅街の近くで撮影しました。

ピンク黄色オレンジなど様々な色の花を咲かせていて美しい植物ですね。

皆さんも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

マツバギク

マツバギクは、ハマミズナ科マツバギク属の多年草の植物です。

ですが花はキクにも似ていて花弁は細いものが多数並びます。

花弁が紫色で、やや光沢があるのが特徴です。

マツバギクは朝に花が開き、夕方に花が閉じ、春から夏にかけて長期間開花を繰り返します。

マツバギクの花言葉は「忍耐」、「ゆったりとした気分」、「心広い愛情」、「無邪気」、「可憐」などです。

マツバギクの朝に花が開き、夕方に花が閉じるという日の当たるときしか開かない様子を表しているような花言葉ですね。

因みにマツバギクという名前は細い形の葉が松の葉に似ており、花は菊に似ているため命名されたそうですよ。

マツバギクはキクの仲間ではない?

マツバギクは名前に「キク」と入っていますがハマミズナ科の植物なので菊の仲間ではなく多肉植物(たにくしょくぶつ)です。

多肉植物とは、葉・茎または根の内部の柔組織(じゅうそしき)に水を貯蔵している植物の総称です。

砂漠や海岸のような乾燥地帯に生育するサボテンなどの植物が多肉植物に分類されています。

多肉植物は基本的に丈夫で栽培の容易なものが多いのでマツバギクを含め観賞用に栽培されることが多いそうですよ。

太子町でマツバギクをさがしてみよう

今回は春日の住宅街近くのマツバギクをご紹介しましたが、太子町には様々な場所でマツバギクを見つけることができます。

ぜひお家の近くでマツバギクを観察してみてくださいね。