今週の京谷農園2022. 3/13~3/19

太子タウンでは週に1回、京谷農園の活動を報告する「今週の京谷農園」をお届けします。

今週の活動と来週の活動予定を報告します。

今週の作業

今週は山田農地の開墾作業が主な作業でした。

山田11号農地から着手し、HONDA耕運機 サ・ラ・ダFF500を使い土壌表層の藤の根の除去を行いました。11号農地の全面耕耘を2回行いましたが藤の根の完全除去にはあと3回は必要です。

山田農地の開墾にあたり藤の根には本当に悩まされました。春日農地に多かった笹の根と違い、笹は固くてもすぐ切れるので数は多いとしてもそれほど厄介ではありませんでしたが、藤は粘り気があって長く、さらに切れにくいため耕運機に絡まりかなりの作業量となりました。

ほかにはワクダ種苗さんへ注文していた種まき機「ごんべえ HS-600」にんじんの種「向陽2号」6万粒を取りに行きました。
播種機ごんべえは向井工業さんから発売されている播種機で、さまざまな作物の種を蒔くことができ、一つの機械で種まきから鎮圧までこなせる便利な機械です。

向陽2号という品種のにんじんは春蒔きでも作りやすく、プロの農家さんも愛用している品種です。

土に肥料をやらなくても、植物が年々大きくたくましく成長しているということはそこに生き物が住み、その虫を食べる鳥がきて糞をするという生態系ができているのだと思います。

そのような生態系のバランスを崩すことなく作物を栽培していければ良いなと思っています。

藤や木の根がたくさんある土地の開墾作業はとても大変な作業ですが頑張って取り組んでいきます。

来週の作業

・山田農地開墾作業

・にんじん植えるための草引き

・アスパラ草引き

・稲作の圃場の水路下見

来週以降も京谷農園の活動にご期待ください。

京谷農園とは

京谷農園は大阪府太子町で、にんじんをはじめとした野菜を栽培しています。

耕作放棄地と呼ばれる1年以上作物の栽培が行われず、今後も栽培の予定のない土地をお借りし、野菜の栽培をスタートしました。

雑草はもちろん笹や木も生えている土地を開墾しアスパラガス・きゅうり・にんじん・小松菜などを栽培しています。

栽培した野菜は「産直市場よってって 羽曳野店」「業務スーパー羽曳野店」「旬鮮広場 富田林直売店」といった直売所や、ポケマルメルカリといったECサイト、太子町春日181-1の前に棚を設置し無人直売所として収穫した野菜を置いています。