10月9日(日)の13:00から春日神社で「秋祭り」が行われました。秋祭りは主に、今年の収穫を感謝して行われるものです。
あいにくの雨模様でしたが、感染症拡大に伴って中止されてから2年ぶりの開催となりました。
幣殿(へいでん)と拝殿(はいでん)を兼ねた建物には、海・山・里のものが並べられ、お神酒、米、塩、そして榊も供えられています。
今年の秋祭りのお供え物は、海のものは「鯛」「昆布」「するめ」、山・里のものは「さつまいも」「しいたけ」「人参」「大根」「白菜」そして果物の「柿」「梨」「リンゴ」「みかん」という品ぞろえです。
今年はまだ餅つかみの催しは再開されませんでしたが、お供えに餅と和菓子がありました。
春日神社の祭礼には、いつも科長(しなが)神社の神主さまがお越しになります。「秋祭り」での神主さまの役目は本殿にいらっしゃる氏神様へのお参り、祝詞の奏上、大麻(おおぬさ)での参拝客へのお祓いです。
太子町の田中町長も参列され、お祓いを受けていました。
脇に控えていた鶴と松がちりばめられた松鶴文様の千早(ちはや)と赤い緋袴(ひばかま)を身にまとった2名の巫女さんが「巫女舞」を奉納。
優雅な動きと神楽鈴の凛とした音色が響きが、とても美しい舞でした。
巫女舞の奉納が終わると、神主さま自ら参拝客に榊を手渡しして順番にお参りをしてもらっていました。
和太鼓の奉納も行われました。叩くのはだんじりのときに科長神社でも和太鼓奉納をした太子町内町会の子どもたちです。
最初は和太鼓ひとつの祇園太鼓、そして大きな太鼓2台、小さい太鼓4個での八社太鼓を素晴らしいチームワークで奉納できていました。
春日神社での祭りは春、夏、秋、正月の4回です。地域に密着した大切な日本の文化そして神事をしっかりと後世にも繋いでいきたいですね。
アクセス
春日神社とは、太子町春日地区の氏神を祀る神社です。
名称 | 春日神社 |
神社コード | 11041 |
鎮座地 | 〒583-0991 南河内郡太子町春日1642 |
アクセス | 近鉄南大阪線「上ノ太子」駅より徒歩20分 |
地図 |