たべたいし 第112回 菜の花のサーモン巻

前回の「たべたいし」では、「大根と大葉の漬物」をご紹介しましたが、いかがでしたか?

たべたいし 第111回 大根と大葉の漬物

本日は、季節感たっぷりの【菜の花のサーモン巻】というレシピをお届けします。

太子町の道の駅「近つ飛鳥の里太子」で見つけた新鮮な菜の花(辻本佳生さん税込150円)を、サーモンで巻いて彩りよく仕上げました。

道の駅 「近つ飛鳥の里・太子」

見た目は華やか、作り方は簡単なので、ぜひ挑戦してみてください!

菜の花の豆知識

菜の花はアブラナ科の植物で、早春を代表する食材のひとつです。

見た目の鮮やかな緑とほのかな苦味、やさしい香りが特徴で、ビタミンCやカロテン、鉄分などを多く含むため栄養価が高いのも魅力。

また、菜の花に含まれる辛味成分には体を温める作用があるといわれています。

茹でたり炒めたりと調理法も豊富で、短時間の加熱によってシャキッとした食感と独特の風味をしっかり楽しむことができます。

菜の花のサーモン巻

材料(2人前)
・菜の花 … 半分(50グラム)
・サーモン(刺身用、薄切り) … 適量(巻く分だけ)
・ほんだし … 小さじ1/2
・しょうゆ … 小さじ1
・みりん … 小さじ1

    ①まず、沸騰したお湯に菜の花を入れ、1~2分ほど軽く茹でます。

    ②次に、菜の花は絞らずに、茹で汁ごと器に移します。そこに、ほんだし・しょうゆ・みりんを加えて全体をやさしく混ぜ合わせます。

    水気を軽くきった菜の花を少量ずつ取り、刺身用サーモンの薄切りで巻きます。

    最後に、先ほど作っただしを上から回しかければ完成です。

    菜の花のサーモン巻の完成です

    さて、菜の花のサーモン巻が完成しました。

    実際に食べてみると、菜の花のほろ苦さとサーモンのコクが絶妙にマッチし、口の中で春の香りが広がります。

    特製だしのやさしい旨みが両者を上手に引き立て、さっぱりとした一品でした。

    季節をしみじみ感じられるのが最高のご馳走だと感じました。

    それでは、今週も「まごはやさしい」に当てはめてみてみましょう。

    というのも、7つの食材は、今話題の「健康寿命を伸ばす鍵」として注目されています。

    ①「ま」は、豆
    ②「ご」は、ごま
    ③「(は)わ」は、わかめ
    ④「や」は、野菜
    ⑤「し」は、しいたけ(きのこ)
    ⑥「い」は、いも

    今回のレシピには、野菜が含まれています。

    ぜひこの春は、太子町で手に入る旬の食材を使った料理に挑戦してみてください!

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