道の駅で発売中の「切り絵でめぐる太子町」は、筒井完次さんが手掛けた太子町郷土史かるたです。
太子タウンでは、毎週「かるたでめぐる太子町」と題して絵札を紹介しています。
さて、先週は「な:夏祭り 科長神社に地車(だんじり)集合」をご紹介しました。
今週は、「な」に続き「に」で詠まれている日本遺産の町、太子町について解説します。
「に:日本遺産の町 太子町」
「切り絵でめぐる太子町郷土史かるた」の「に」の読み札は「に:日本遺産の町 太子町」です。
絵札には、日本遺産である竹内街道が描かれています。
街道の中には伝統的な日本家屋が現存しており、日本古来の瓦屋根や石畳の歩道が見受けられます。
そして読み札の解説は、以下の通りです。
「平成29年4月に太子町を通り竹内街道が日本遺産に認定された。奈良県明日香村から大阪市難波宮遺跡へ至る沿道には中百舌鳥市古墳群や伝統的建造物など古代から現代に至る様々な文化財が残され、今も街並みにぎやかに継承されていることが認められた。」
太子町と日本遺産
大阪府太子町には、日本遺産として認定された重要文化財や歴史的な遺産が存在します。
2017年、大阪府初となる日本遺産に最古の国道「竹内街道・横大路(大道)」が認定されました。
その他にも、聖徳太子が眠る場所「聖徳太子御廟」や、歴代天皇陵が点在しているため毎年多くの歴史愛好者がこの地を訪れます。