太子町に代々伝わる手作りみそ「太子みそ」。
毎年有志の方々や、制作参加者によって作り方が受け継がれています。
今回は糀づくりを経て、太子みそづくりの仕込みまでを行いましたので前後編に分けてご紹介します。
前回の糀づくりの様子はこちらから!
この日は、作っておいた米糀と大豆を合わせて行く作業です。
前日に洗って一晩水に漬けておいた大豆の水を切り、圧力鍋に水と大豆を入れて、高圧で約30分ほど炊きます。
大豆を炊いている間に、参加者の皆さんへ太子町観光まちづくり協会の加納さんより段取りの説明、そして保健センターから栄養についてのお話がありました。
大豆が炊き上がったら、まずは大豆の硬さのチェックです。
開発チームの方いわく、親指と小指でつぶせるくらいの柔らかさが理想なのだそうです。
また炊いた後のお湯は「アメ」と呼ばれ、米糀と大豆を混ぜる際に使用するので、茹で上がった大豆と一緒に冷ましながら保管しておきます。
大豆と「アメ」は40℃前後になるくらい冷ますとちょうどいいようです。
茹で上がった大豆の重量をはかり、塩の量を計算します。
今回は米糀+大豆が17.7kgだったので塩の量は1.4kg。出来上がりのみその予想量は約19㎏でした。
参加者の皆さんで米糀を大きなパットの上に広げて塊をほぐしていきほぐれた米糀に塩を加え、均等になるように丁寧に混ぜ合わせます。
米糀と塩が均等に混ざったら、次は大豆を入れていきましょう。
全員総出で大豆と米糀を混ぜていきます。
混ぜる際には大豆がつぶれないように気をつけるのがコツだそうです。
大豆が柔らかいので、なかなか力加減がむずかしそうでした。
米糀と大豆が均等に混ざったら、今度は「モンブラン」と呼ばれる工程に入ります。
みそづくりにモンブラン!?モンブランとはいったい何なのか!?
みそづくり後編につづく!!