大阪府太子町に位置する唐川では、ホタルが見頃を迎えています。
今年は台風や大雨警報の発令に伴い、ホタルの鑑賞が危ぶまれましたが、例年通り元気に飛び回っている姿が確認できましたよ！
6月3日（土）、唐川の橋の下には多くの方が訪れ、幻想的なホタルの光を眺めていました。
この記事では、2023年度の唐川ホタルの様子をお伝えします。
2023年荒川のホタルの様子
ホタル鑑賞に訪れた6月3日は大雨が降った翌日でしたが、川が増水や氾濫してる様子はなく、無事に鑑賞することができ一安心です。
今年度は、雨の影響から「2023年ホタル鑑賞イベント」は開催されませんでしたが、多くの方が唐川を訪れ、夏の風物詩に思いを馳せていました。
ホタルは唐川付近や、草むら、田んぼにて鑑賞することができます。
ホタル鑑賞に訪れた6月3日の19時30分は、外気温が17℃と少し肌寒かったため、これからホタルを見に行かれる方は、上着を持って行くことをおすめします。
また、川付近の歩道は草が生い茂っているため滑りやすくなっています。長靴などの滑りにくい靴を履いていくと良いでしょう。
唐川のホタル鑑賞スポット
太子温泉から上流約300メートル程進んだところに、車道とは別の歩道があり、唐川を眺めながら歩くことができます。
この歩道や付近の田んぼ、そしてグリーンロードの橋の下にホタルが多く出没していました。
歩道を歩いていると、時より上空をホタルが飛ぶことがあり、思わず足を止めて見入ってしまいます。
ホタルが見れる条件とは
ホタルはたった2週間ほどしか成虫として活動することができません。
ホタルに出会える確率が高い日は以下の4つの条件が重なる時です。
①雨上がりで湿度が高い日
②風がない日
③月明かりがなく曇っている日
④19時30分から21時頃までの時間帯
これらのタイミングが重なる夜は、ホタルの活動が活発になるとされています。
ホタルは明かりが苦手です。なるべく川の付近では懐中電灯やスマートフォンの明かりを控えるようにしましょう。
太子町のホタルは「唐川ホタルを守る会」のボランティアの皆さんが毎年川の周辺の除草や清掃活動を行い、ホタルが住める環境を整えています。
唐川で今年もホタルが見れることを感謝しなければなりませんね。
絶対にホタルの生態系を崩さないように、私たちも注意してゆきましょう。
ホタル観賞後は、太子町の夜景スポットにも是非足をお運びください。
太子町ホタル観光スポットへのアクセス
| 名称 | 唐川（からかわ） |
| 所在地 | 大阪府南河内郡太子町山田 南河内グリーンロード下の橋 |
| アクセス | 近鉄南大阪線「上ノ太子」駅から金剛バスで「太子町役場」下車 徒歩12分 |
| 近鉄長野線「喜志」駅から金剛バスで「太子町役場」下車 徒歩12分 | |
| 地図 |
