
前回の「たべたいし」では、旬のいちごをたっぷり使ったアイスクリームをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
まだまだ気温の変化が激しいこの時期には、あたたかいスープも恋しくなりますよね。
そこで今回は、「ほうれん草を使った春らしいコンソメスープ」をご提案します。
太子町の道の駅「近つ飛鳥の里太子」で購入した、谷内啓雄さんが作ったほうれん草(税込100円)をたっぷり使った、栄養満点の一品です。
香ばしいベーコンとにんにくの風味、新玉ねぎの甘み、そしてほうれん草の彩りが美味しさを引き立て合うコンソメスープですよ!
朝食にもランチにもぴったりなので、ぜひお試しください。
ほうれん草の豆知識
ほうれん草は緑黄色野菜の代表格で、β-カロテン(ビタミンA)やビタミンC、鉄分などが豊富。
特に、鉄分の吸収を助けるビタミンCが同時に含まれているため、貧血気味の方にもおすすめです。
また、春先の「新ほうれん草」はやわらかく、アクが少ないのが特徴。
下茹でも短時間で済むので、時短調理にも最適な食材です。
ほうれん草のコンソメスープのレシピ
材料(2人前)
・ほうれん草 … 半束
・新玉ねぎ … 1/2個
・ベーコン … 50g
・卵…2個
・にんにく … 1かけ
・水 … 400ml~500ml(好みの濃さで調整)
・コンソメスープの素 … 適量
・塩・こしょう … 適量
①ほうれん草はよく洗い、沸騰したお湯でサッと1分ほど下茹でして冷水にとります。
②鍋にオリーブオイルとにんにくを入れ、弱火で香りを立たせます。
香りが立ったらベーコン、新玉ねぎを加え、中火で軽く炒め、玉ねぎがしんなりしたらOK。
③鍋に水を加え、コンソメスープの素を入れて煮立たせ卵を溶かし入れます。最後に、下茹でしたほうれん草を投入。味見をして足りなければ塩・こしょうで微調整。
ほうれん草のコンソメスープの完成です
飲んでみると、にんにくとベーコンの風味がしっかりスープに溶け込んでいて、ほうれん草のやさしい甘みと新玉ねぎのほのかな甘さが絶妙にマッチ。
あっさりとしたコンソメベースでありながら、具材のうま味で物足りなさを感じさせません。
ほうれん草の鮮やかな緑とシャキッとした歯ごたえがアクセントになって、最後の一口まで飽きずに楽しめるスープでした。
それでは、今週も「まごはやさしい」に当てはめてみてみましょう。
というのも、7つの食材は、今話題の「健康寿命を伸ばす鍵」として注目されています。
①「ま」は、豆
②「ご」は、ごま
③「(は)わ」は、わかめ
④「や」は、野菜
⑤「し」は、しいたけ(きのこ)
⑥「い」は、いも
今回のレシピには、野菜が含まれています。
次回の「たべたいし」も、地元産の食材を使った魅力的なレシピをご紹介予です。お楽しみに!