太子町で活躍する皆さんにお話を聞きに出かける太子タウンの「太子のひと」の第3回は、寿喜菜(すぎな)の会代表の土井勝(どいまさる)さんのインタビューです。
太子町で取り組まれていること、太子町で活動することになった経緯や、そして太子町の皆さんへのメッセージもいただいております。
インタビュアーは、太子タウン記者の土井が担当しました。
土井勝さんが代表を務める「寿喜菜の会」とは
土井勝さんは、寿喜菜の会の代表として活動されていますね。(以下、敬称略)
土井「寿喜菜の会では高齢者の行き場作り、生活支援や移動支援という分野で活動しています。」
現在の寿喜菜の会の状況はどうですか?
土井「現在はボランティア会員さんが39名、利用者会員さんが290名です。もう少しで利用者会員さんが300人に届きます。」
土井さんの太子町での取り組み
土井さんが太子町で活動される理由は何ですか?
土井「私は昔から太子町に住んでいてお世話になってきたので太子町で活動することが人生の恩返しだと思っているからです。」
太子町へ恩返しの気持ちがあって活動されているのですね。土井さんが実際に活動を始めた、きっかけはありましたか?
土井「きっかけは「安心太子見守りネットワーク事業」の見守り協力員として活動し始めたことです。」
見守り協力員としての活動が土井さんの太子町での活動の原点ということですね。
土井「そして見守り協力員の一部の有志で集まり「寿喜菜の会」を立ち上げることになりました。立ち上げ当初は太子町役場内の交流センターを拠点として活動していました。」
現在の拠点とは違う場所で活動されていたのですね。立ち上げ当初どのような活動に取り組まれていましたか?
土井「そこでまずは地域の人から「寿喜菜の会」のことを知ってもらうために和みの広場で開催されている「たいし聖徳市」でブースを出店しチラシを配るなどの広報活動に取り組んでいました。」
認知度アップの為に広報活動に取り組んでいた結果はいかがでしたか?
土井「その活動のおかげで認知度アップに繋がり「太子町地域支え合い体制づくり提案事業」に応募して補助金が交付されることになりました。その後に元洋服屋さんだった店舗を借りて現在の事務所に移りました。」
太子町の印象
土井さんから見た太子町の印象は?
土井「太子町へ観光やウォーキングなどで来られた人たちが休憩する為の食事処やお手洗いなどの設備が、まだまだ整っていないと感じています。」
確かに場所によっては、休憩スペースがなく不便に感じる面もあるかもしれませんね
土井「史跡など良い観光スポットは沢山あるので、それらの整備が課題だと考えています。」
太子町の人へのメッセージ
最後に、なにか太子町の皆さんにメッセージをください。
土井「今後は若い人にも高齢者支援グループを立ち上げて活動をしていってほしいと思っています。」
土井さんインタビューを受けていただき、誠にありがとうございました。
インタビューを通して太子町への恩返しの想いを持って活動されているのが伝わってきました。最後のメッセージでも若い人にも活動していってほしいと願う、太子町の未来を見据える土井さんらしさを感じました。
寿喜菜の会 電話番号/FAX 0721-98-4140
寿喜菜の会の毎月の活動報告もぜひご覧ください。