本日6月1日は「防災品点検の日」です。
これは、1923年9月1日に発生した関東大震災をきっかけに制定された日です。
1年のうちで季節の変わり目とされる3月1日・6月1日・9月1日・12月1日の4回、防災用品の点検を行って災害に備える目的で防災用品点検の日と定められています。
また防災品点検だけでなくハザードマップの確認もしておくと良いでしょう。
「防災品点検の日」の本日は「太子町地域防災計画」をご紹介します。
太子町地域防災計画
「太子町地域防災計画」とは、太子町の災害に対する予防対策、応急対策及び復旧・復興対策などを総合的かつ計画的に推進するうえで基本となるものです。
この計画は災害対策基本法、南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法の規定に基づいて、太子町防災会議が作成しました。
この計画は近年多発する自然災害の教訓や今後発生が懸念される南海トラフ地震への対応、感染症対策を踏まえ、変革する社会情勢等に整合性を図り、実効性のある計画とするため修正を行い策定されました。
太子町の地域に係る防災(災害予防対策、災害応急対策及び災害復旧・復興対策)に関し、太子町及び地域内の防災関係機関が処理すべき事務または業務の大綱等を定めることにより、防災活動の総合的 かつ計画的な推進を図り、住民の生命・身体・財産並びに町の地域を災害から保護することを目的としています。
太子町防災会議
太子町防災会議の会長は太子町長です。
防災会議は職員のうちから町長が任命する者 (1名)、 大阪府の知事の部内の職員のうちから町長が任命する者( 3名以内)、大阪府警察の警察官のうちから町長が任命する者 (1名)、 町長がその部内の職員のうちから指名する者( 10名以内)、教育長、消防団長、指定公共機関又は指定地方公共機関のうちから町長が任命する者 (4名以内)、自主防災組織を構成する者または学識経験のある者のうちから町長が任命する者 (3名以内)、その他町長が必要と認め任命する者 (3名以内)の27名以内で構成されています。
防災会議は太子町地域防災計画を作成し、その実施を推進することを掲げています。
備えあれば憂いなし
「備えあれば憂いなし」という、ことわざがありますが常日頃からの防災準備は大切なことです。
防災用品の準備に懐中電灯などの電池や非常食・飲料水の賞味期限チェックなど持ち物の確認も重要です。
防災用品点検の日を機会に「太子町地域防災計画は?・防災用品の準備は?・自然災害の発生時に危険な場所は?・避難場所はどこ?・避難経路は?」などを家族で話し合い再確認をしましょう。