梅雨入りして、毎日雨が続いていますね。
梅雨を象徴して咲く花といえば「紫陽花(あじさい)」です。実は日本原産の植物でもあります。
写真は太子町聖和台の紫陽花でいっぱいの個人宅で撮影させていただきました。
紫陽花の開花時期
紫陽花は5月から6月下旬に咲きます。
咲き方には2種類あり、中央部に小さな花が密集している周りを縁取りのように大きな花弁が取り囲んで額のように咲くものを「ガク咲き」、満開の時には花が集まって丸くなり手毬のような姿になるものを「手まり咲き」と呼びます。
紫陽花の育て方
紫陽花の主な植え方は、挿し木です。種からでも育てることはできますが、花が咲くまで3-4年かかります。
6-7月頃に剪定した紫陽花の枝は上のほうの葉っぱを2枚ほど残して1-2時間ほど水に漬けます。この時の水に発根剤を少々加えておくと、根が出やすくなるようです。
水から上げた後も根元に発根促進剤を付けたほうが発根率が上がります。
鉢に土を入れ、だいたい枝が5cmほど埋まるくらいを目安に植えます。その後水をたっぷり与えましょう。まだ根が出ていない状態なので、乾燥すると弱ってしまうため、水は定期的に与えるようにしてください。
紫陽花の花言葉
紫陽花の花言葉は色によって変わります。
青の場合「高慢」「辛抱強さ」「移り気」「冷淡」「冷酷」「無情」
ピンクの場合「元気な女性」
白の場合「寛容」
青の紫陽花は、花の色が時間とともに変化していくところからこのような花言葉になったようです。
最後に
太子町の町内では紫陽花を育てている家が多く、ウォーキングの途中に色々な種類の紫陽花を見ながら歩くことができます。
また、二上山の万葉の森でも今週末から月末にかけて紫陽花が見頃になります。ぜひ梅雨の時期限定、紫陽花の美しさを楽しみにお出かけください。