大阪府太子町の山田に、古民家を利用した軒下ギャラリーがあるのをご存知でしょうか?

軒下ギャラリーでは、運営する筒井さんが撮影した近郊の風景やイベントの写真を飾っていたり、ご自身で描かれた油絵や季節の行事に合わせた飾りを見ることができます。また、イベントスペースとしても活用されています。

このギャラリーで2022年6月12日(日)に、とんぼ玉制作体験が開催されます。

【太子町山田】軒下ギャラリーへお邪魔してきた

とんぼ玉体験教室

とんぼ玉体験 10:00~15:00 体験1,000円(作業時間は約30分ほど)

崎山高輝(さきやま たかてる)先生による、とんぼ玉制作体験です。

とんぼ玉とは、色ガラスを溶かして作るガラス玉で、真ん中に穴をあけてひもを通します。

日本でも古代から作られており、古墳などから勾玉と一緒に出土しているものが有名ですね。

先生と一緒にガラスを溶かして整形し、思い思いの好きな模様を付けて自分だけのとんぼ玉が作れる貴重な体験教室です。

崎山高輝(さきやま たかてる)先生

崎山先生は、高校で物理教師をされながら、アマチュアでとんぼ玉作家として活躍しておられます。

大阪府立弥生文化博物館で行われている「とんぼ玉100人展 炎から生まれる 小さないのち」にも参加され、体験教室は満席だったそうです。

崎山先生より

とんぼ玉は、バーナーで色ガラスを熔かして鉄芯に巻き取り、さまざまな模様を入れた玉です。
古い物は、古墳から出土したり、正倉院に収められていたりします。
江戸時代には国内でも盛んに作られるようになりましたが、その後廃れ、最近の数十年で再び流行する様になりました。
古い時代では、ガラス自体が貴重だったでしょうから、単調な模様であっても高価で取引きされていたはずです。
一方、最近のガラスは高品質で色も豊富に揃うため、芸術的にすばらしい作品が多数作られています。
バーナーも小型で、都市ガス・プロパンガス・カセットガス用も用意されているので、家庭でも趣味としてとんぼ玉を作る方が増えているようです。

とんぼ玉体験に参加するには

とんぼ玉体験 10:00~15:00 体験1,000円(作業時間は約30分ほど)

軒下ギャラリーのとんぼ玉体験は、2022年6月12日 10:00~15:00 予約なしで参加可能です。

近くには道の駅「 近つ飛鳥の里・太子」太子町・観光まちづくり協会もありますので、お出かけの途中にぜひお立ち寄りださい。

【太子町山田】道の駅「近つ飛鳥の里(ちかつあすかのさと)・太子」リニューアルオープンイベント(4月15日~4月17日)

 

アクセス

名称 軒下ギャラリー
所在地 大阪府南河内郡太子町山田542
電話番号 なし
アクセス 近鉄南大阪線「上ノ太子駅」から金剛バスに乗り「太子町役場前」で下車して徒歩約10分
地図