昨年に引き続き今年も「懐かしのひな人形展」が竹内街道沿いにある大道旧山本家住宅にて開催されます。
趣のある古民家に立派な雛人形が並んでいる様子は美しく、迫力がありますね。
展示会と同時にご自宅の窓際や軒先など目につく場所にひな人形を飾りつけ、太子町の観光を盛り上げるイベントも並行しておこなわれます。
昨年度の「懐かしのひな人形展」の様子はこちらからご覧ください。
展示会と一般家庭でのひな人形の展示は、2月25日(土)26日(日)3月4日(土)5日(日)11日(土)12日(日)の全6日を予定しています。
ご自宅のひな人形を展示ご希望の方は事前申込みが必要です。
この申込みの締め切りは1月29日(日)までとなっています。
おひな様と桃の節句
女の子の健やかな成長を祈る桃の節句にひな人形は欠かせません。
その昔3月3日の節句では、人間の形に切り取った紙を川に流すことで人のけがれを取るまじないのようなものが、宮中だけではなく、日本各地の一般家庭でもおこなわれていました。
冬の寒さの中、幼児の生存率が低かった時代に人形へ祈りを託すものへと変化します。
現代でも桃の節句には各家庭でおひな様を飾り、人の汚れを取り除くと同時に子どもの健康を祈る風習が伝承されていますね。
ひな人形には女雛と男雛があり、左右どちらに配置しても間違いではありません。
昔から日本では左(向って右)を大切にする風習があり、向って右に男雛、左に女雛がならんでいることが多かったのですが、現在では、その反対に配置することが多いようです。
このように配置が時代とともに変化した理由として、西洋風でおこなわれた昭和天皇の即位式に由来します。
実際に結婚式では新郎新婦もこのような並びになっていることが多いとされています。
桃の節句の時期にひな人形を出す方は、男雛と女雛の左右の位置について参考になさってください。
「懐かしのひな人形展」
「懐かしのひな人形展」は竹内街道沿いにある大道旧山本家住宅にて開催されます。
ひな人形には、子を愛する親や周囲の人の思いが込められています。
ひな人形は何歳まで飾るといった定義はないとされますが、一般的に成人するまでや、お嫁にいくまで飾るといった方が多いのではないでしょうか?
娘さんが嫁いでしまい、ずっと押入れに眠っているひな人形をお持ちでしたら、ぜひ今回開催される「懐かしのひな人形展」に展示してみませんか。
思い入れのあるおひな様を日の光のもと多くの方に見てもらい、昔のように子どもの健康を願ってみましょう。
もしご自宅で展示される方は、太子町観光・まちづくり協会へ申請するとイベントマップに住所が掲載されます。
自宅ではなく、大道旧山本家住宅に展示することも可能です。
「懐かしのひな人形展」詳細
展示会へ行かれる方
日程 | 令和5年2月25日〜3月12日(日)内の土曜日と日曜日 | |
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時間 | 10:00~16:00 | |
場所 | 大道旧山本家住宅、各個人宅 |
大道旧山本家住宅にお持ちのひな人形を飾りたい方
対象 | 太子町在住のかた | |
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募集期間 | 1月29日(日)まで | |
準備期間 | 令和5年2月23日(木・祝)~24日(金) |
・展示期間中は協会の職員が必ず1名ついております。
・職員の手が足りない場合があるので、準備・片付けは個々にお願いしています。
・展示したひな人形は保管場所が無いため、ひな人形をお預かりすることができません。
・開催が終了しましたら、お引き取りをお願いしております。
・展示中の保管、監視に関しまして充分な注意はいたしますが、万一展示中の破損、事故、災害などが起こりましても責任は負いかねますので、ご理解ご了承お願いします。
ご自宅でひな人形を飾りたい方
ご自宅でひな人形を飾り、それを見に来てほしい方は、太子町観光・まちづくり協会へお電話でお申し込みください。マップに住所が掲載されます。
問い合わせ先
太子町観光・まちづくり協会
電話番号:0721-26-8051
e-mail :info@taishi-kankou.jp