太子タウンでは週に1回、京谷農園の活動を報告する「今週の京谷農園」をお届けします。

今週の活動と来週の活動予定を報告します。

今週の作業

今週はにんじんの小さな芽の成長を妨げないように、雑草の防除を行いました。

気温が上がってくるにつれて、さまざまな野菜が栽培可能な季節になりましたが、野菜以外の植物たちも成長してきます。
にんじんの発芽の適温は15~25℃雑草は10~20℃とされているため発芽タイミングがかぶってしまいます。除草作業を行わないと小さなにんじんの芽は雑草との競争に負けてしまう可能性があります。

そこで籾殻を蒔いておけば雑草の種子が地表に飛んでくることを防げますし、少なからず日光を遮る効果もあります。
そのため京谷農園ではにんじんの約20m畝に籾殻を25kg程度蒔いています。

パンクしてしまった一輪車のタイヤ交換や、圃場内にある石棺に水を溜められるように穴をふさぐといった作業も行いました。

収穫時期となった玉ねぎと、随時太いものを収穫し出荷するアスパラガスを太子町の道の駅「近つ飛鳥の里 太子」に防除履歴を提出しました。
防除履歴はその作物の栽培中にどのような農薬をいつどれくらい撒いたのかを詳細に記録したものです。
農薬には決められた作物に決められた希釈倍率で収穫前の何日前までは散布可能といったことが決められており、これに反してしまうと出荷停止となってしまいます。

13号農地の開墾作業は進捗率30%であと3日ほどで完了する見込みです。

水稲の準備作業はヒノヒカリの苗を30箱の発注が完了し、圃場にある藁や草の除去作業を行いました

道の駅 「近つ飛鳥の里・太子」

来週の作業

アスパラガスおよび玉ねぎ出荷(旬鮮広場 富田林直売所・近つ飛鳥の里 太子)

13号農地開墾作業の完了

来週以降も京谷農園の活動にご期待ください。

京谷農園とは

京谷農園は大阪府太子町で、にんじんをはじめとした野菜を栽培しています。

耕作放棄地と呼ばれる1年以上作物の栽培が行われず、今後も栽培の予定のない土地をお借りし、野菜の栽培をスタートしました。

雑草はもちろん笹や木も生えている土地を開墾しアスパラガス・きゅうり・にんじん・小松菜などを栽培しています。

栽培した野菜は「産直市場よってって 羽曳野店」「業務スーパー羽曳野店」「旬鮮広場 富田林直売店」といった直売所や、ポケマルメルカリといったECサイト、太子町春日181-1の前に棚を設置し無人直売所として収穫した野菜を置いています。