今週も「たべたいし」をお読みいただきありがとうございます。
寒い季節にぴったりのレシピをご紹介します。
今回は、太子町産の柚子を使った「白身魚の白味噌あんかけ」です。
さわやかな柚子の香りと、白味噌のまろやかな甘みが相まって、魚料理が格別な一品に仕上がります。
レシピに使用した柚子は、太子町にある道の駅 近つ飛鳥の里・太子にて購入したものです。
生産者は川合明美さん、価格は4つ入りのものが税込み100円で販売されていました。
柚子皮の豆知識
実は、柚子の皮と実には、それぞれ異なる栄養素が含まれていることをご存知ですか?
柚子の皮には、ビタミンCやポリフェノールの一種であるヘスペリジンが豊富なんです。
これらは、抗酸化作用や血流改善、冷え性予防に役立ちます。
また、香り成分のリモネンにはリラックス効果があり、爽やかな香りが料理にアクセントを加えます。
一方、果汁部分である実にはクエン酸が含まれ、疲労回復や体のだるさを和らげる働きがあります。
さらに、実にはカリウムも多く含まれ、むくみの解消や血圧の調整にも効果的です。
柚子は皮と実それぞれに特徴があるため、料理や目的に応じて使い分けることで、風味と健康効果を同時に楽しむことができますよ。
白身魚の白味噌あんかけのレシピ
材料(2人前)
・カラスカレイ(またはお好みの白身魚)…2切れ
・塩 魚の下処理用
・小麦粉 魚の下処理用
・柚子皮とごま あんにかけます
ー白味噌あんー
・酒と水 各50ml
・白味噌 大さじ2
・醤油と砂糖 小さじ1
・水溶き片栗粉 (水:片栗粉=大さじ1ずつ)
①まず、カラスカレイに軽く塩を振り、キッチンペーパーで余分な水分を取ります。小麦粉を全体にまぶします。
②白味噌あんを作っておきましょう。
③次に、フライパンに油を熱し、カラスカレイを両面こんがり焼きます。中まで火が通ったら取り出し、お皿に盛ります。
④最後に、あんかけを作ります。煮立ったら、水溶き片栗粉を少しずつ加えてとろみをつけます。
焼いた魚に白味噌餡をかけ、細かく刻んだ柚子の皮を散らせば完成です!
白身魚の白味噌あんかけの完成です
太子町産の柚子を使った「白身魚の白味噌あんかけ」は、旬の食材を活かした贅沢な一品です。
さわやかな柚子の香りと、白味噌の甘みが絶妙にマッチし、魚の旨味を引き立てます。
寒い冬の日にぴったりのこのレシピで、食卓を華やかにしてみてはいかがでしょうか?
それでは、今週も「まごはやさしい」に当てはめてみてみましょう。
というのも、7つの食材は、今話題の「健康寿命を伸ばす鍵」として注目されています。
①「ま」は、豆
②「ご」は、ごま
③「(は)わ」は、わかめ
④「や」は、野菜
⑤「し」は、しいたけ(きのこ)
⑥「い」は、いも
今回のレシピには、豆、ごま、野菜がしっかりと含まれています。
次回も、太子町の旬の食材を使った美味しいレシピをご紹介します。どうぞお楽しみに!