太子町における地域社会の支えとなる「寿喜菜の会」。
2023年も、地域の生活支援や交流活動において、数多くの素晴らしいイベントを展開しました。
今回は、その一年間の活動を振り返り、地域コミュニティにおけるその重要な役割を再確認してみましょう。
令和5年度の活動のハイライト
「寿喜菜の会」の昨年度の活動内容をまとめました。
1月 – 寿喜菜の会定例会の開催
新年を迎えてすぐの1月10日、太子の森で2023年初の定例会を開催。情報交換や交流の場として、サポート会員同士が集いました。
2月 – 久御山町社会福祉協議会の視察
2月6日には、京都府久御山町社会福祉協議会からの視察を受け、太子町役場や社会福祉協議会と共に対応しました。
4月 – 笑顔の花咲きフェスへの参加
4月1日に西方院駐車場で開催された「笑顔の花咲きフェス」に参加。同月11日には太子の森で寿喜菜の会総会を開催し、今年度の方針を協議しました。
6月 – 高齢者交流サロン交流会への参加
6月9日、太子町内の10箇所の高齢者交流サロンで様々な催しに参加し、意見交換を行いました。
8月 – 特別公演「二上亭かかし」
8月18日、落語家「二上亭かかし」さんによる特別公演を開催。参加者に大いに喜ばれました。
9月 – 紀宝町住民の視察と交流サロン参加
9月13日、三重県紀宝町の住民が寿喜菜の会の移動支援について学ぶために視察。9月15日と28日には、憩いクラブなどの交流会に参加しました。
10月 – 憩いクラブの活動
10月19日、利用会員同士の交流会「憩いクラブ」を開催し、参加者は楽しい時間を過ごしました。
11月 – 笑顔の花咲きフェス第2回目への参加と憩いクラブ
11月5日、第2回目の笑顔の花咲きフェスに参加。11月21日には再び憩いクラブを開催しました。
寿喜菜の会とは?
2011年12月に太子町で設立された「寿喜菜の会」について詳しくご紹介します。
寿喜菜の会の概要
大阪府太子町には、「寿喜菜(すぎな)の会」という助け合いボランティアグループが存在します。
少子高齢化が進む中、寿喜菜の会は高齢者支援の成功例として全国的に注目されています。
寿喜菜の会の取り組み
- 日常の支援活動: ゴミ出し、買い物、庭木の剪定、話し相手、部屋の模様替えなどの「日常のちょっとした困りごと」のサポート。
- 移動支援: 坂の多い太子町で高齢者の移動をサポートするため、大阪府初の訪問型サービスD(買い物や通院の付き添い支援)を実施。
- 地域活性化: 地域住民との協議参加、地域交流コミュニティ「いきいきサロン」の開設。
高齢者支援成功の秘訣
寿喜菜の会は、高齢者と地域住民が互いに支え合う関係を構築。一方通行の支援ではなく、サポート会員自身の介護予防や生きがいのある人生を送る手助けとして機能しています。これは「暮らしの困りごとサポーター」としての成功例です。
未来への展望
寿喜菜の会は、サポート会員の平均年齢75歳、最高齢運転スタッフは80代と、活動的な高齢者が中心。このささえあいの輪が全国に広がることで、高齢化社会の課題解決に取り組んでいます。また、サポート会員の募集や困りごとの相談も歓迎しています。
ご興味のある方やなにかお困りの事がある方は、0721-98-4140 (よいしえん)までご連絡ください。
寿喜菜の会 昨年度の活動を振り返ってまとめ
2023年、寿喜菜の会は太子町のコミュニティにおいて、生活支援や交流の強化を図りながら、多くの活動を実施しました。
これらの取り組みは、地域の絆を深め、住民の生活の質向上に大いに寄与しています。
新たな年を迎え、これからも地域社会の一員として、寿喜菜の会の活動に期待していきましょう。