太子タウンでは、以前から大阪府太子町の交通手段として親しまれている金剛バスの最新情報をお伝えしています。

「金剛バス」事業廃止のお知らせ

2023年11月現在 金剛バスのその後について

 

本日は、11月24日現在の金剛バスに関する最新の情報についてお届けします。

10路線に統廃合することが決定した

11月16日に、金剛バスが走る4市町村の協議会が河南町でおこなわれました。

この話し合いで、今まであった15路線のうち、10路線を正式に統廃合することが決定されたということです。

先月の協議会では、主要な5路線の運行のみの決定であったため、大きく進展したのではないでしょうか。

短期間で急遽便数が増えたことについては、今後、実態調査や市民アンケートをしっかりと取る方針を明かしました。

このまま10路線の運行となると、金剛バスの6割の便数が確保できるということです。

路線がなくなった地域や新路線を考える自治体は、近鉄バスや南海バス、近畿運輸局に申請を依頼する必要があるとのこと。

金剛バス廃止の理由の一つがバス利用者の急減だったこともあり、各市町村での負担のあり方が大きな課題です。

大阪府太子町の検討状況について

大阪府太子町では、11月9日に「第三回太子町地域公共交通会議」が開催され、太子町内における計画運行について話し合いがおこなわれました

10路線になり、運行がされない地域においては太子町が委託して新規のコミュニティバスが通ることが決定したとのことです。

詳細は以下の通りです。

運行事業者 大阪第一交通㈱
運 行 車 両 バス車両 11人以上(レンタカー(中型 28 人乗り))
運賃 200円
運 行 時 間 6時台~22 時台(1時間に 1~2 本)
運行ルート 朝 6時台~9時:太子中央循環線ルート(現在と同様(葉室廻り/山田廻り)で朝の上ノ太子駅へのアクセスを確保する)
昼間 9時~17 時:上ノ太子駅-町内循環ルート(町内を循環して上ノ太子駅のアクセスを確保する。 )
夕夜 17 時~22 時台:太子中央循環線ルート(朝と同様に夕夜のアクセスを確保する。)

おわりに

金剛バスの廃止が来月に迫り、太子町住民の皆様も不安が大きいですよね。

4市町村の協議会と太子町自治体では、できるだけ皆さんの生活に変化がないよう最大限にこの問題に取り組んでいるように感じています。

また最新の情報が入り次第太子タウンでもお伝えさせて頂きます。