葛城修験(かつらぎしゅげん)のフォトコンテストが開催されます。

今回開催されるフォトコンテストは、日本遺産である葛城修験の魅力を広めるためにInstagramにて応募す形式です。

葛城修験の道が通じる大阪、奈良、和歌山の対象エリアで撮影をおこない入賞すると豪華景品のアウトドアグッズ、そして参加者の中から抽選で関連する20市町村の特産品などのプレゼントがあります。

太子町の撮影対象エリアは、石窟寺院の「岩屋」ですよ。

葛城修験の場としての岩屋について記事にまとめていますので、ぜひお読みくださいね。

【太子町山田】日本では珍しい石窟寺院の史跡 岩屋(いわや)

日本遺産「葛城修験」フォトコンテスト応募の詳細

フォトコンテストの募集期間は、令和5年9月22日(金)〜11月30日(木)までです。

画像は、写真スポットである各自治体ごとに10点まで応募可能です。

主な撮影対象スポットは、下記の資料をご覧くださいね。

葛城修験(かつらぎしゅげん)

皆さんは今回のフォトコンテストのテーマである「葛城修験」をご存知でしょうか。

葛城修験とは、別名「修験道(しゅげんどう)」とも呼ばれています。

日本の宗教文化の一部である「葛城修験」は、山岳信仰と密接に関係しています。

修行をする者は、山の中の滝や岩、洞窟の中で厳しい修行をおこないます。

この修行は仏教の教えに通じており、自然と調和しながら霊的な力を目指すことを目的としておこなわれます。

大阪、奈良、和歌山をまたにかける総全長112kmに及ぶ葛城の峰々は、修験道の開祖といわれる役行者(えんぎょうじゃ)が初めて修行をした地であるといわれています。

そしてこの役行者は峰々に法華経8巻28品を1品ずつ埋納したとも伝えられています。

法華経が納められた経塚と滝や巨石、寺社や祠などを巡って行う修行や行場を総称し「葛城修験」といい、令和2年6月に日本遺産に認定されました。

1300年の歴史を持つ「葛城修験」の写真は、Instagramの葛城修験アカウント【@katsuragishugen】からご応募ください。