太子町人権協会子どもの人権を守る部会が主催するマジックショーが、1月26日(日)に町立万葉ホールで開催されました。
昨年も同じく子ども向けマジックショーが行われ、大好評だったこのイベント。
今年はマジシャンとして、関西マジック界で注目を集めるキタノ大地さんが登場し、会場を大いに盛り上げました。
開会の挨拶:子どもの人権を守るために大切なこと
マジックが始まる前、まず子どもの人権を守る部会の方からお話がありました。
- 太子町の一貫教育の中で、今注目されているのが非認知能力(自制心や協調性、コミュニケーション力など、数値化しにくいスキル)の育成。
- そこで重要視されているのが、心理的安全性。家庭や学校で自分の気持ちを安心して表現できる環境が整うことが、健やかな成長の鍵になるといいます。
- 子どもたちが自分自身を大切にし、さらに相手を尊重できるようになるためにも、大人ができるサポートは何か。親として、地域として、どう関わっていくかを考えるきっかけになりました。
副町長からのメッセージ
続いて、大阪太子町の副町長・村岡 篤氏が登壇。町長の田中祐二氏は所用で参加できなかったため、預かったメッセージを代読してくださいました。
- 子どもの安全を確保することが第一。
- 学校と家庭が緊密に連携し、地域全体で子どもを支えていくことの重要性。
- このマジックショーの場が、交流のきっかけとなり、人権が尊重され笑顔あふれる太子町へとつながるように。
といった思いが込められていました。子どもの人権を守る活動をさらに広げ、住民全体が協力し合う太子町の姿がイメージできる、力強いメッセージでした。
今年は“キタノ大地”が登場!驚きと笑いのステージ
日本の伝統的な古典奇術「和妻(わづま)・手妻(てづま)」を正当に継承しながらも、現代の要素を巧みに取り入れたエンターテイメントで知られるキタノ大地さん。
華麗なパフォーマンスだけでなく、巧みなトークで子どもたちを惹きつけ、笑いと驚きが絶えないステージが展開されました。
参加型マジックで子どもたちも大喜び
今回のショーで印象的だったのが、子どもたちが一緒にマジックに参加できる場面の多さ。
簡単な道具や身近なアイテムを使ったマジックを、直接教えてもらえるコーナーもあり、初めて体験する子どもたちの目は好奇心とワクワク感でキラキラ!
「お家に帰ってからもやってみる」と話す子どもも多く、自分でマジックを披露できる喜びにあふれていました。
風船マジックに圧倒!「飲み込んでカラフルな風船が出てきた!?」
今回、特に会場が大盛り上がりとなったのが、風船を飲み込んでから七色の風船が口から出てくるという驚きのパフォーマンス!
「本当に飲んでしまったの?」と目を丸くする子、歓声を上げる子など反応はさまざま。
驚きと笑いの渦が、万葉ホール全体を包み込んでいました。
子どもの人権を守る部会の活動にも注目
太子町人権協会子どもの人権を守る部会では、子どもたちの健やかな成長や人権意識の向上に向けた活動を積極的に行っています。
今回のマジックショーのように、楽しみながら「すべての子どもを大切にしよう」という思いを伝えるイベントは、子どもだけでなく大人にとっても学びや発見の場となっています。
まとめ
今年も大成功となった「子どもの人権を守る部会」主催のマジックショー。
家族みんなで楽しめる参加型のステージで、笑顔と驚きに満ちた時間があっという間に過ぎてしまいました。
「マジックを通して人の心をつなぐ」――そんな温かな想いが伝わってくる素敵なイベントでした。来年も開催されることを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
人権啓発の活動にも引き続き注目していきたいですね。
昨年のマジックショーの様子や、他のイベントレポートは「太子タウン」でも随時公開中。
ぜひチェックして、みなさんも次回は参加してみてくださいね!