オキザリスという植物をご存知ですか?
あまり聞き慣れない名前ですが、公園や道路沿いにて咲く小さなピンクの可愛い花なんですよ。
本日は、そんなオキザリスの魅力に迫ります。
「オキザリスの面白い葉の特徴」から「名前の由来」、そして「カタバミ属」について詳しく見ていきましょう。
ちなみにこのオキザリスは、太子町春日地区で撮影しました。
オキザリスとは
オキザリスは、タバミ科カタバミ属の植物で原産地は南アフリカや中央・南アメリカであるといわれています。
日本には、江戸時代末期ごろに伝わったと考えられており、現在では世界中で数百種類の品種が自生しているそうです。
花の色もピンク、白、黄色などがありますが、大阪府太子町では濃いピンク色のものが多く見られます。
丈夫で育てやすい性質から、ガーデニング初心者にもおすすめの植物です。
オキザリスの葉っぱが面白い!
オキザリスの葉っぱは、クローバーのように見えますが丸い形をしているものが多いです。
太陽が当たると葉が開き、花が開花します。
そして実は、オキザリスの葉は食べることができるんですよ。
フランス料理では、若葉を摘んで朝食のサラダに入れたりして実際に食べられています。
若葉は少し酸っぱさがあり、これが「オキザリス」の名前の関係があるんです。
オキザリスの名前の由来
オキザリスという名前は、ギリシャ語の「酸っぱい」という意味の「オキシス」と「塩」を意味する「ハルス」から来ています。
これは、オキザリスの葉や茎が酸味を持っていることに由来しているのをご存じですか?
また、一部の種類は「シャムロック」とも呼ばれ、幸運のシンボルとしても知られているのです。
その愛らしい形と色彩は、見る人の心を和ませ、幸せな気持ちにさせてくれます。
カタバミ属について
オキザリスはカタバミ属に属しており、この属は世界中に約850種存在します。
そして日本には6種類が自生しており、さらに7種類ほどの外来種が帰化植物として定着しているんですよ。
皆さんのお近くにはどんなオキザリスが咲いていますか?ぜひ見つけてみてくださいね。