太子町には、古墳や聖徳太子にまつわる寺院、竹内街道などたくさんの史跡が残っています。
そんな太子町の史跡がひと目で分かる「切り絵でめぐる太子町双六(すごろく)」が登場しました!
「太子町の歴史スポットを知りたい!」「おすすめの散策ルートはあるの?」「みんなでワイワイ遊びたい!」という、そんなあなたの希望にすべてお答えした双六です。
今回はこの「切り絵でめぐる太子町双六」を詳しくご紹介しますので、実際に遊んでみてくださいね!
「切り絵でめぐる太子町双六(すごろく)」とは
「切り絵でめぐる太子町双六」は、筒井完次(つついかんじ)さんが作成した太子町の史跡をめぐる郷土双六です。
細部にこだわりが詰まっているので、ここではその一部をご紹介します。
マスの順番は「3つのウォーキングルート」になっている
双六のマスの順番は、実際に太子町のウォーキングルートに沿って並べられています。
付属の「郷土史かるたウォーキングマップ」にあるように、マスの順番に進んでいけば、お散歩しながら太子町の歴史スポットを巡れるように設計されていますよ。
「双六で遊んだあと、ぜひ実際に太子町を歩いてみてほしい」という願いがこもっているそうです。
また、最後のマスは「和を以って貴しと為す」という聖徳太子の言葉で終わっており、「みんな仲良く、あらそわず」という筒井さんの優しいお気持ちがくみとれますね。
マスはすべてこだわりの切り絵
マスの絵は、「切り絵でめぐる太子町郷土史かるた」の繊細な切り絵や詳細な説明文が使われています。
少ない色数で情感あふれる素敵な切り絵や、史跡の歴史を綴った細かな説明書きは、こだわりの逸品です。
太子タウンでも「切り絵でめぐる太子町郷土史かるた」を隔週でご紹介していますので、ぜひご覧ください。
実は「ふりだし」の肖像画は聖徳太子
この双六をいただいて「あれ?」と思ったのが、ふりだしに描かれている謎の肖像画です。
この絵は、なんと聖徳太子の16歳のときの肖像画なんだそうですよ!
たくさんの遊び心が隠されていて、双六をするだけでとても勉強になりますね。
さまざまなこだわりでいっぱいの「切り絵でめぐる太子町双六」を、ぜひお手にとって遊んでみてください!
実際に双六で遊んでみた!
ライター2名、双六で遊んでみました!
地名や人名が出るごとに「あ、知ってる!」「そういえば!近くを通ったことある」と、話が弾みます。
最初は2人とも順調に進んでいましたが、後半では絶妙なマス配置で行ったり来たり繰り返し、とても白熱しましたよ!
身近な史跡ばかりだったこともあり、ひさしぶりに童心にかえりました。
筒井さん、素敵な双六をありがとうございます!
「切り絵でめぐる太子町双六(すごろく)」で太子町をお散歩しよう!
今回はお散歩感覚で楽しめる「切り絵でめぐる太子町双六」をご紹介しました。
ちょっとした空き時間に家族や友人と、レクリエーションの一環としていかがですか?
「切り絵でめぐる太子町双六」は、道の駅 近つ飛鳥の里・太子にて350円で販売中です。
数に限りがございますので、気になっている方はこの機会にぜひ実際に遊んでみてくださいね。