大阪府太子町の自然をご紹介する太子ネイチャー、今回は「スギナ(すぎな)」です。
今回のスギナは、竹ノ内街道沿いの畑付近で撮影しました。
栄養茎の部分をスギナ、胞子茎の部分をツクシ(土筆)と呼び分けられていますね。
日本全域で生育しているので、皆さんも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
スギナ
スギナはシダ植物門トクサ綱トクサ目トクサ科トクサ属の植物です。
日本に生育するトクサ類の植物では最も小柄です。
3 月から 4月頃に出現する胞子茎のツクシは春の風物詩のひとつとして有名ですね。
この「スギナ」という名前の由来ですが、地上部が杉を連想させてツクシが食用とされることから「杉の菜」という意味から名づけられたそうです。
スギナの花言葉は「向上心」「努力」「意外」「驚き」です。
前向きなフレーズが多い印象の花言葉ですね。
スギナ茶
スギナを乾燥・焙煎したものを使用しお茶にもなるそうですよ。
スギナにはミネラル類、ビタミン類、アミノ酸など多くの成分が含まれています。
だからスギナ茶には体調を整える効果があるといわれているそうですよ。
しかしスギナには微量にニコチンが含まれますので妊娠中の方、小さなお子様、ニコチン過敏症の方、心臓・腎臓系の疾患のある方は控えるなど注意も必要です。
太子町でスギナをさがしてみよう
今回は竹ノ内街道近くのスギナをご紹介しましたが、太子町では様々な場所でスギナを見つけることができます。
ぜひお家の近くでスギナを観察してみてくださいね。