太子町役場に立ち寄った際、エントランスに「中山久蔵」と太子町の来歴が展示されているのを見つけました!
太子町出身の中山久蔵氏は、北海道に稲作を定着させた人物で、北広島では偉人として扱われています。
役場にご用の際や、バスの待ち時間などでぜひご覧くださいね。
中山久蔵とは?
中山久蔵は、寒すぎて不可能だと言われていた「北海道の寒冷稲作」の基礎を作り上げた人物です。
1828年太子町春日に生まれ、25歳で仙台藩蝦夷(北海道)守護として勤めたのち、明治維新を機に1869年に42歳で北海道移住した経緯があります。
詳しい功績は「北海道寒地稲作の礎を築いた中山久蔵の話」の記事にまとめていますのでぜひご一読ください。
太子町ではいまも光福寺の過去帳に戒名が収められていたり、石段に「石狩國月寒村 中山久蔵」と彫られているなど、その足跡を見ることができます。
太子町では寒冷稲作成功150年記念事業を開催中
今年、令和5年は中山久蔵氏が寒冷稲作を成功させて150年という節目の年です。
北海道北広島市のエコミュージアムと提携し、太子町の竹内街道歴史資料館や太子町役場では、記念事業や企画展の開催(秋)を予定しています。
ぜひみなさんもいちど、中山久蔵氏の生涯に触れてみてくださいね。
アクセス
名称 | 太子町役場 |
所在地 | 大阪府南河内郡太子町山田88 |
アクセス | 近鉄南大阪線「上ノ太子駅」から金剛バス太子中央循環線に乗り「太子町役場前」で下車徒歩1分 |
電話番号 | 0721-98-0300 |
時間 | 9:00~17:30 |
休館日 | 土日祝 |
地図 |
※駐車場あり