古代の勾玉(まがたま)づくり体験

太子町教育委員会の主催で「古代勾玉(まがたま)づくり」の体験教室を太子町立竹内街道歴史資料館で開催します。

夏休みの思い出づくりに古代アクセサリー「勾玉」を皆で一緒に作りましょう。小学校の夏休み課題にもオススメです。

【太子町山田】竹内街道(たけのうちかいどう)歴史資料館に行ってきた

勾玉とは

勾玉とは、古代の人々が糸を通して身につけていた装飾品のことをいいます。

語源は「まがっている玉」が由来とも言われ「曲玉」と書かれることもあります。

勾玉はアルファベットのCの字のような形をしているのが一般的ですが、この形は一説によれば動物の牙を象徴していると考えられています。

動物の牙を身につけることによってその動物の力が宿るとされていました。

時代にともなって身につける目的や考え方が変化していき、現在では、悪いことから身を守ってくれるお守りのような存在になっています。

古代の人々は勾玉を作る際、翡翠(ひすい)、瑪瑙(めのう)、水晶(すいしょう)、滑石(かっせき)、琥珀(こはく)、鼈甲(べっこう)などの天然石を削り、磨いて作っていました。

これらの大きな天然石を打ち砕き、砂や砥石(といし)でひたすら磨くという、とても大変な作業をして勾玉を作っていたと考えられます。

古代から、勾玉は男女問わず身につけており、縄文時代の遺跡からも発掘されました。

勾玉づくり体験教室

今回おこなわれる体験教室では柔らかい石を使うので、小さいお子さんでも簡単に勾玉を作ることができます。

お子様の歴史への関心を深め、小学校の夏休み自由研究にも最適ですね。

開催日

①7月27日(水曜日)
②7月28日(木曜日)
③7月29日(金曜日)
④8月18日(木曜日)
⑤8月19日(金曜日)

時間

午前10時から11時30分まで

場所

町立竹内街道歴史資料館地階講座室

対象者

太子町に在住している小学生

定員

各回20人(定員を超えた場合は抽選を行います)
参加の決定は後日資料館からハガキが郵送されます。

参加費

300円(材料代込み)

申込み方法

①来館による申込み
②太子町ホームページにある申込みフォームからの申請(siryoukan@town.taishi.osaka.jp からのメールを受信できるようにしておきましょう)
※電話・FAXでの申込みはできません。

申込み期間

申込開始日 7月1日(金)から申請できます。
参加できるかどうかは、申請後ハガキで連絡が来るのでご確認ください。

注意事項

①申込みは1人につき1回のみ
②グループでの応募は受付できません
③感染症対策のため、古代衣装の試着は行いません

アクセス

名称 竹内街道歴史資料館
所在地 大阪府南河内郡太子町山田1855
電話番号 0721-98-3266
アクセス 近鉄南大阪線「喜志駅」か「上の太子駅」から金剛バスに乗り「六枚橋バス停」で下車して徒歩10分
地図

車でお越しの場合は、南阪奈道路太子ICでおりてから南河内グリーンロードを経由し、国道166号へ入って5分ほど走ると見えてきます。
道の駅「近つ飛鳥の里・太子」の駐車場を利用すると便利です。

開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)

休館日:毎週月曜日(その日が休祝日の場合は開館)年末年始(12月28日~1月4日)

入館料:一般200円、高大生100円、小中学生50円