太子タウンでは週に1回、京谷農園の活動を報告する「今週の京谷農園」をお届けします。
今週の活動と来週の活動予定を報告します。
今週の京谷農園
今週は3号農地のにんじん播種作業からはじまりました。ごんべえを使って約13,000粒の種を蒔きました。播種後の米ぬかおよび籾殻の散布も終了しており、あとはきちんと発芽されるように随時水やりを行っていきます。
気温も上がってきたので、順調にいけば早くて来週の中ごろに発芽予定です。
太子町の葉室で行う稲作の準備として除草作業を行いました。除草作業にはHONDAの刈払機「UMK435」を使っています。
35ccのエンジンを積んだこの刈払機は柔らかい草はもちろん、笹や細い木の枝程度ならサクサク刈れる機械です。その反面エンジンが重いですが両肩にハーネスをかけて作業を行うことで少しでも体に負担のかからない設計になっています。
11号農地の開墾作業はレーキによる細かな枝の除去作業が完了し、12号農地に着手しました。
6号農地で栽培していた小松菜が背丈30cmほどになったので収穫しました。収穫した小松菜は「旬鮮広場 富田林直売店」と太子町にある道の駅「近つ飛鳥の里 太子」へ出荷しました。
随時それぞれの店舗に置いていただくので、近くを通る際にのぞいて見てください。
玉ねぎは直径約5cmになりましたが、まだ葉が倒れてきてないので収穫まで2週間はかかる見通しです。
さらに4月8日には有機JASの実地調査がありました。申請している圃場の水の管理や周りの圃場との関係性の確認や、事前に提出していた書類の整合性の確認を行いました。
再提出の書類を提出し、5月半ばに行われる有機JAS認証会議の結果無事に合格となれば、通知が送られてくるそうです。
来週の京谷農園
・9号農地にんじん播種
・にんじん播種箇所水やり
・6号農地小松菜収穫および出荷
・葉室農地 稲作準備
・12号農地開墾作業
京谷農園とは
京谷農園は大阪府太子町で、にんじんをはじめとした野菜を栽培しています。
耕作放棄地と呼ばれる1年以上作物の栽培が行われず、今後も栽培の予定のない土地をお借りし、野菜の栽培をスタートしました。
雑草はもちろん笹や木も生えている土地を開墾しアスパラガス・きゅうり・にんじん・小松菜などを栽培しています。
栽培した野菜は「産直市場よってって 羽曳野店」「業務スーパー羽曳野店」「旬鮮広場 富田林直売店」といった直売所や、ポケマルやメルカリといったECサイト、太子町春日181-1の前に棚を設置し無人直売所として収穫した野菜を置いています。