
南河内では次世代モビリティの取り組みとして、大阪万博で使用されている自動運転バスの閉幕後の運行に向けた準備が進められています。
その一環で、バスの顔となる「ロゴマーク」の一般投票が始まりました。
デザインを手がけたのは、河内長野市にある大阪芸術大学の学生たち。地域の未来を担う自動運転バスにふさわしいロゴを、5案の中から1つ選んで応援できます。
投票は7月31日まで。
太子町では、町役場の玄関に設置された投票箱、そして道の駅 「近つ飛鳥の里・太子」で簡単に参加できますので、地域の交通を盛り上げるプロジェクトに、ぜひご協力ください。
南河内新モビリティプロジェクトと自動運転バスとは?
大阪府では、地域の暮らしを支える移動手段として、持続可能な公共交通のあり方を見直す取り組みが進んでいます。
「南河内新モビリティプロジェクト」はその一環で、将来的な運転手不足への対応と地域の利便性向上を目指し、自動運転バスの導入を視野に入れた実証実験です。
このバスには、人の目の代わりとなるカメラやLiDAR(光センサー)が搭載され、歩行者や障害物を自動で認識して走行を制御する仕組みが使われています。
将来的には特定エリア内での完全自動運転(レベル4)も視野に入れており、交通の新しい形として注目が集まっています。
現在太子町内を走っているバスについては、こちらの「太子町を走るバス:地元の足を支える2つの公共交通を紹介」記事もぜひご覧ください。
未来のバスの「顔」を決めよう!5案の個性あるロゴマーク
今回のコンテストには、5つの個性的なロゴマークがエントリーしています。
シンプルで親しみやすいものから、南河内らしさをモチーフにした作品まで、どれも力作揃いです。
投票の対象となる案は以下の5種類です。
それぞれのロゴの詳細は、ポスター掲示または投票会場で確認できます。
デザイン性だけでなく、「この地域に走っていてほしい」と思えるかどうかを基準に選んでみるのもおすすめです。
投票すると、南河内の特産品が当たるチャンスも!
このコンテストでは、投票した方の中から抽選で3名に、南河内の特産品がプレゼントされます。
地元の交通を応援するだけでなく、ちょっと嬉しいご褒美も期待できる機会です。
また、投票は町役場の投票箱のほか、QRコードからWEB投票も可能となっています。
お出かけのついでに立ち寄るもよし、自宅からスマホで参加するもよし。身近な場所から地域の未来に関わることができるこの機会、ぜひご参加ください。