新しいお店や安売りのチラシを見ると、ついつい足を運んでしまうこと、ありませんか?
最近、安さにつられて訪れたお店で、高額な健康食品を購入させられるというトラブルが増えています。
今回は、そんな消費者トラブルの実例と対策についてお話しします。
【実例】80代女性:安売りから始まった高額購入
近所の空き店舗に新しく入ったお店で、食品や日用品が安く販売されており、健康に関する説明もしてくれるということで、ついつい毎日のように通っていた方がいました。
しかし、ある日、店員から「血管をきれいにする健康食品が今日で締め切りです!」と強く勧められ、断り切れずに購入してしまったそうです。
その代金は約13万円。
あまりにも高額で、後悔してクーリング・オフを検討しているそうです。
トラブルに巻き込まれないための対策
それでは、具体的にトラブルに巻き込まれないための対策について見てきましょう。
1. 安売りの誘惑に注意
無料や安価で日用品や食品を販売する店舗や会場では、まず冷静に考えましょう。
これらのお店は、その場に何度も足を運ばせ、高額な健康食品や商品を購入させることを狙っている場合があります。
2. 勧誘はきっぱり断る
会場に足を運んでしまった場合でも、必要がないと感じたら、その場できっぱりと断りましょう。
「今日が締め切り」と言われても焦らず、自分にとって本当に必要かを考えることが大切です。
3. 困ったときはすぐに相談
もし困ったことがあったら、一人で悩まずに、地域の消費生活センターに相談しましょう。
富田林市消費生活センターでは、消費者トラブルの相談を受け付けています。
トラブルに巻き込まれたと感じたら、まずは連絡してみてください。
お問い合わせ先
富田林市消費生活センター ☎0721−25-1000
まとめ
安売りや健康に関する説明にひかれて訪れた店舗で、気がつけば高額な商品を購入させられてしまうというトラブルは決して珍しくありません。
自分の判断を大切にし、必要ない商品はきっぱりと断りましょう。
そして、トラブルに巻き込まれた際には、ぜひ専門機関に相談してみてください。